2024年11月29日 金曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2014年(平成26年) 10月22日(水)付紙面より

ツイート

自由な発想でよみがえる 海の拾い物アート展

 子供たちが庄内浜の漂着物で作った造形作品を飾った「海の拾い物アート展」が鶴岡まちなかキネマのエントランスホールで開かれ、来場した人を楽しませている。

 展示会は、鶴岡山王町商店街振興組合が主催している山王アートキャンパスの一環で開催。展示した作品は、造形作家の犬飼ともさん(35)が指導役を務めたワークショップで鶴岡や酒田などから参加した3―10歳の子供たち14人が制作。プラスチック製の洗剤の容器や木材などの漂着物を、子供たちの自由な発想を生かし接着剤で貼り付けた。唯一のルールは顔を付けること。出来上がった作品に子供たちが名前を付け、作品の説明を添えた。

 本県出身で上山市在住の犬飼さんは、6年ほど前から庄内浜に通い、漂着した流木を組み合わせたアート作品を制作してきた。「次第にペットボトルやサンダルなどの漂着物に興味が移っていった。それらの多くが大量生産・消費社会によって生まれたごみ。地球の環境について考えるきっかけになれば」と犬飼さんは話している。

 洗剤の容器やプラスチックのふた、木材などを組み合わせた遠藤三菜ちゃんの「おでんさん」には「スーパーでうられている。(430円で)たべられちゃうのがしんぱい」と説明が付き、かわいらしい表情の作品の数々が見る人の顔をほころばせていた。

 酒田市からまちキネを訪れた徳永雄太さん(27)は「子供の自由な発想で廃材がアート作品としてよみがえった。カラフルな素材の組み合わせや、作品の説明などが楽しい」と話した。

 展示は26日まで。入場無料。最終日の午後1時半からは犬飼さんによるトークイベントも開かれる。問い合わせはみちくさ舎=電080(9635)5201=へ。

かわいらしい作品を楽しむ来場者たち
かわいらしい作品を楽しむ来場者たち


2014年(平成26年) 10月22日(水)付紙面より

ツイート

海月のうたげ 着物好きが水族館に集合 クラゲと撮影会

 庄内の着物好きが集まったイベント「海月(うみづき)のうたげ」が18日夜、鶴岡市立加茂水族館「クラゲドリーム館」で開かれ、和服を着た参加者たちが食事会や写真撮影会を楽しんだ。

 今回のイベントは、着物を愛する女性たちでつくる庄内着物女子(佐竹優子代表)が月1回開いている交流会の一環。鶴岡の呉服店などでつくる鶴岡呉友会と共催した。フェイスブックなどを活用し参加を呼び掛け、鶴岡や酒田を中心に約40人が参加。館内の「魚匠ダイニング沖海月」で食事会や村上龍男館長のトークショー、加茂水族館のお土産などが当たる抽選会、営業時間外のクラゲドリーム館を貸し切りゆっくり観賞しながら写真撮影会が行われた。直径5メートルの水槽「クラゲドリームシアター」の前で気品のある着物姿の女性たちがプロのカメラマンによる撮影を楽しんでいた。

着物姿で加茂水族館の観賞や撮影会を楽しんだ
着物姿で加茂水族館の観賞や撮影会を楽しんだ



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field