2014年(平成26年) 10月7日(火)付紙面より
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「空の日」(9月20日)にちなんだ「おいしい庄内空港2014空の日フェスタ」が5日、酒田市の庄内空港駐機場特設会場で開かれ、小型飛行機の展示や、飛行機を誘導する「マーシャリング」体験、パイロットの制服を着ての記念撮影など、さまざまな催しに大勢の家族連れなどでにぎわった。
航空への理解促進や空港の利用拡大を狙いに、県や庄内空港ビル、全日空、酒田海上保安部など関係機関・団体による「空の日・空の旬間」イベント実行委員会が毎年実施。今年は、公募で決まった空港の愛称「おいしい庄内空港」を冠して開かれ、普段は入れない駐機場の一部が一般公開された。
午前9時半の開始とともに、家族連れなどが次々に入場。マーシャリング体験では、大型のしゃもじのような「パドル」を両手に持ち、正面のスライドに映し出される飛行機の誘導を模擬体験するもので、ヘルメットなどで誘導係の姿となった子供たちは、真剣な表情でパドルを操っていた。
マーシャリングを体験した大山小3年の斎藤優磨君(9)は「難しかったけど、うまく誘導できて良かった」、弟の幼稚園年長組、悠翔君(5)は「飛行機がこっちに向かってくるので、どっきりした」と興奮した様子で話した。
そのほか、初企画「滑走路を歩こうツアー」は、開場前に受け付けが定員に達するほどの人気。小型のプロペラ機の展示やラジコン飛行機の曲芸飛行、子供用のパイロットやキャビンアテンダントの制服を着て記念撮影するコーナー、フライトシミュレーター体験なども人気を呼んでいた。
2014年(平成26年) 10月7日(火)付紙面より
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ラムサール条約に登録されている鶴岡市大山の下池で5日、冬の使者・白鳥の第一陣の飛来が確認された。昨年とほぼ同時期の飛来という。
下池そばにある市自然学習交流館「ほとりあ」によると、同日午前11時ごろ、近くに住む和田亮さんが野鳥を撮影するため下池を通り掛かり、コハクチョウ7羽が水面で羽を休めているのを見つけた。午後に一度飛び去ったものの、再び舞い戻った。6日朝には18羽のコハクチョウが下池で確認された。
ほとりあの担当者は「北海道などを経由せずにシベリアから直接渡って来たようだ。台風が過ぎれば飛来数はさらに増えるだろう」と話している。ほとりあでは今回、大山下池と上池を対象に飛来場所と飛来日を当ててもらう「コハクチョウの初飛来日あてコンテスト」を実施。庄内一円から98人の応募があり、うち4人が的中した。