2014年(平成26年) 10月9日(木)付紙面より
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鶴岡市老人クラブ連合会(小林達夫会長)の第2回公式ワナゲ交流大会が8日、市羽黒体育館で開かれ、お年寄りたちが高得点目指し和気あいあいと楽しんだ。
健康増進と会員同士の交流を目的に昨年度から開催。市内全域から7人一組で男子の部に15チーム、女子の部に13チームの計約200人が参加した。
午前9時すぎから開会式を行い、早速競技を開始。日本ワナゲ協会公式ワナゲ規則に基づき、台から2メートル離れた場所から9本のリング(輪)を続けて投げてチームの合計得点で順位を競った。
台に3本ずつあるポールに斜め、横などいずれか1列に入ると得点が倍になるとあって、参加者は的を絞って挑戦。「ドキドキしてとんと入らねけ」という女性もいれば、「パーフェクトを目指す」と独自の投げ方で正確に決めていく男性もいた。市第五学区チームの三坂一雄さん(74)は「スポーツは練習すれば結果がついてくる。高得点が出るとやっぱり楽しい」と話していた。
2014年(平成26年) 10月9日(木)付紙面より
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鶴陵ライオンズクラブ(LC、本間亮会長)の例会が7日、鶴岡市のグランドエル・サンで開かれ、山形大農学部に留学しているインドネシアの若者たちを招待し交流した。
地元企業の経営者などでつくる鶴陵LCは、地域社会をより良くすることを目的に、献血の呼び掛けや市内の内川清掃などの奉仕活動をしている。会員は33人。
招待されたのは、森林再生や菌根菌などの微生物を研究している4人の女子留学生。いずれも山大と大学間・学部間で交流協定を結んでいるガジャマダ大の学生。同LC会員の横田俊雄さん(72)=つるおかランド・バンク、コンバージョン業務担当理事=が、留学生4人が利用している「シェアハウス」の物件を担当した縁で招待した。
初めに食事会が行われ、「長沼のマコモダケいため」「大根餅」などが振る舞われた。いずれもイスラム教徒が口にすることを禁じられている豚肉などを使っていない料理。普段、インドネシア料理を自炊しているという留学生たちは「サトイモはインドネシアのウビーに味が似ていて柔らかくおいしい」、「餅はインドネシアではお菓子として食べる。ごちそうとして食べると新鮮」などと話した。
食事の後、留学生4人は「インドネシアの茶は甘いが、日本茶は苦くて驚いた」など日本とインドネシアの違いを話した。
本間会長は「会員には農業経営者もおり、今回の交流会が留学生の農場見学などにつながれば」と話した。