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2014年(平成26年) 11月4日(火)付紙面より

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来春統合の小堅小閉校式 歴史と伝統の学びやに別れ

 来春に三瀬、由良との3校統合で新豊浦小としてスタートする鶴岡市立小堅小学校(小山田正幸校長、児童26人)で1日、閉校式が行われた。児童や保護者、教職員、地区住民などが出席し、106年の歴史と伝統を誇る学びやとの別れを惜しんだ。

 小堅小は1908年、小波渡・堅苔沢両尋常小が合併し小堅尋常小として開設。55年に市立小堅小の校名に改称。82年に新校舎、体育館、プールの完成竣工(しゅんこう)式。86年に「岩ゆり太鼓」が誕生。来年3月31日に閉校、同4月から新豊浦小となる。創立以来の卒業生は来春の3人を含め3306人。閉校式には児童と教職員、保護者、地区住民、来賓など合わせて約260人が出席。初めに児童が群読と「岩ゆり太鼓」の演打を披露し校舎に感謝を告げた。式では田中芳昭市教育委員長の閉校宣言の後、山本益生副市長が「閉校は地区住民、児童にとっても感慨深い。小堅小の歴史と伝統は皆さんの心に生き続ける」と榎本政規市長の式辞を代読した。

 続いて小山田校長が「小堅小は豊かな自然環境の下たくさんの人に見守られ支えられてきた。学ぶ場所は小堅から離れるが、皆さんはいつも見守ってくれる人への感謝を心の糧にして頑張って」とあいさつ。児童を代表して佐藤千彩さん(6年)が「106年で閉校してしまうのは寂しいけど、小堅小で学んだことを生かして大きく羽ばたきたい」と学校生活を振り返り学びやへの感謝を述べた。

 閉校式後、グラウンドに建立された記念碑の除幕式が行われ、出席者らが見守る中、校歌が刻まれた碑がお披露目された。

児童たちが閉校式で最後の岩ゆり太鼓を演打した
児童たちが閉校式で最後の岩ゆり太鼓を演打した



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