2014年(平成26年) 11月5日(水)付紙面より
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鶴岡中央高校(井上利也校長)の生徒たちによる自作ドレスのファッションショー「シルクガールズ・コレクション」が3日、鶴岡市末広町のマリカ市民ホールで開かれた。同校総合学科家政科学系列被服系の生徒たちが製作した華やかなシルクのドレスが披露され、会場を埋めた観客から大きな拍手が送られた。
同校は2010年度から総合学科の生徒たちが課題研究の一環として、市や鶴岡織物工業協同組合の協力を得て「シルクガールズ・プロジェクト」を展開している。
ファッションショーは同プロジェクトの一環で、今回は被服系の2、3年生35人が中心となり今春から60着余りを製作。コレクションテーマを「Peace begins with a smile」とした。
ショーは午前と午後の2回に分けて行われた。このうち午前の部には市民など120人余りが足を運んだ。ステージは2部構成で、第1部はゲストモデルによるファッションショー。ゲストモデルは、同校が昨年から地域貢献の一助にしようとステージに地元の子供や障害者を招いているもので、今回は市中央児童館の幼児や市第二学区学童保育所の小学生、市ゆうあいプラザかたぐるまの利用者、市内の老人福祉施設利用者など3歳児から96歳まで合わせて16人が参加した。
第2部は高校生たちのステージ。製作した被服系の生徒や同校の生徒がモデルとなり、次々と華やかなパーティードレスを身にまとって登場し、ランウェイを華麗に歩いてポーズを決めた。
また、豪華なウエディングドレスも披露されると会場からは「すてき」とため息が漏れ、大きな拍手が起こっていた。