2014年(平成26年) 11月5日(水)付紙面より
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鶴岡市の詩吟愛好者らでつくる「日本九重流朝暘清吟会」(百瀬皓洲会長)の吟詠大会が2日、同市の東京第一ホテル鶴岡で開かれ、会員たちが練習の成果を朗々と披露した。
同会は1976年に発足。大会は教養を高めるとともに楽しく健康寿命を延ばそうと年2回ほど開催している。
今回は「清貧の禅師『良寛さん』を詠う」としてスライドショーや朗読を組み合わせた構成吟を発表。良寛の数多い詩歌の中から42首をより集め、その生涯をたどるように「修行と放浪の道」「越後草庵の頃」「余生の詩(うた)」の3章で構成。会場には会員や一般合わせて約100人の聴衆が詰め掛け、発表に熱心に聞き入っていた。
また、特別出演としてちとせ保育園の園児たちが剣舞「白虎隊」や吟詠に合わせて舞を披露。招待吟詠や剣詩舞なども披露され、大会に花を添えた。