2014年(平成26年) 11月6日(木)付紙面より
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「安全で明るいまちづくり鶴岡大会」が5日、鶴岡市中央公民館で開かれ、市内全域の交通安全や防犯活動に携わる市民約300人が参加し、安全・安心な地域づくりへの決意を新たにした。
暴力のない明るい鶴岡市をつくる市民の会(会長・榎本政規市長)と市交通安全推進協議会鶴岡支部(鈴木淳士支部長)が主催。交通事故や暴力行為、犯罪の防止に向けて、関係機関の連携を深め、明るいまちづくりを一層推進するもの。
この日は初めに市交通安全ポスターや防犯標語で入賞した児童生徒14人を表彰。交通事故犠牲者へ黙とうをささげた後、榎本市長代理の山本益生副市長が「市民の協力なくして安全・安心な地域づくりはできない。日頃の協力に感謝」、鈴木支部長が「今年もあと2カ月。気を引き締めて取り組み、来年こそ事故の犠牲者をなくしたい」とそれぞれあいさつした。
来賓あいさつで、鶴岡警察署の相馬諭署長は「地域の一人一人が自分の安全は自分で守るという意識が高まれば、さらに効果が上がると思う。その先頭に立つ皆さんの協力を」と述べた。
引き続き講演が行われ、県スポーツ振興21世紀協会の菅原正志常務理事が「スポーツを通した子育て?親と指導者の役割?」と題して話した。最後に大会宣言として、飲酒運転追放、暴力団の壊滅、犯罪を防止する環境づくりに市民・家庭・地域・学校・職場が一体となって取り組むことを誓った。