2014年(平成26年) 11月9日(日)付紙面より
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鶴岡工業高校(菅原和明校長)による「第11回鶴工ものづくり展」が8、9の両日、三川町のイオンモール三川で開かれ、ロボット操作や木工のジグソーパズル作りなどの体験コーナーが親子連れでにぎわっている。
地域に開かれた工業高校として、ものづくりの面白さを発信しようと毎年開催。機械、生産、電気電子、情報通信、建築、環境の各システム科の1―3年生と定時制の生徒が各日約80人ずつ参加し、製図や模型の展示とともに体験・実演コーナーで説明や指導をしている。
初日の8日は、マイコン制御の鉄道模型の実演や、メカトロアイデアコンテストに出場したシューティングロボットの操作体験、紙コップスピーカー作り、20センチ四方の木版に色付けして作るジグソーパズルの製作などを繰り広げた。
午前中から買い物で訪れた親子連れが子どもに誘われるように足を運んだ。ロボット操作に夢中になっていた市内から訪れた斎藤悠翔君(5)は「ラジコン操作が好き。もうちょっとでペットボトルがつかめそう」と満足げ。生産システム科3年の横屋直人さん(18)は「子どもたちに興味を持ってもらえてうれしい」と話していた。
9日はペットボトルクリスマスツリーやオリジナルうちわ製作などが行われる。