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2014年(平成26年) 9月13日(土)付紙面より

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有事の際の行動を確認 鶴高養と稲生町内会が合同防災訓練

 鶴岡市稲生一丁目の県立鶴岡高等養護学校(山下敦校長、生徒56人)と稲生町内会(齋藤榮三郎会長)合同の防災訓練が12日、同校で行われた。生徒や地区住民がグラウンドに避難し、有事の際の行動を確認した。

 同校と同町内会は地域交流の活発化などをきっかけに15年ほど前から合同で防災訓練を行っており、一昨年から同校を避難場所に想定した内容で訓練を実施している。今回は生徒と教職員、同町内会員合わせて約90人が参加した。

 訓練は「午前10時35分、庄内沖を震源とする震度6強の地震が発生。揺れは数分続き、校内では棚が倒れ、窓ガラスが破損するなど被害が出ている。電気やガスなどが止まり、近くの信号も消えている」といった想定で行われた。

 異変を知らせるチャイムとともに訓練が開始。途中で電源が止まる想定のため担当教員が各教室に向かい生徒に避難を呼び掛けた。間もなく防災頭巾をかぶった生徒や地元住民が早足でグラウンドに集合した。

 宿舎や管理棟、周辺道路の状況を確認した後、体育館に移動し、各学年の担当教員が「机の下に隠れる際は頭をちゃんと守るように」「校舎が崩れる可能性があるから、できるだけ離れて移動すること」と注意点を生徒に指導した。

生徒たちが防災頭巾で頭を守り、素早くグラウンドに避難した
生徒たちが防災頭巾で頭を守り、素早くグラウンドに避難した


2014年(平成26年) 9月13日(土)付紙面より

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山形DCフィナーレへ 陸羽西線で13、14日SL運行

 山形デスティネーションキャンペーン(DC)のフィナーレに合わせて運行するSLの試運転が10、11の両日行われ、11日は酒田駅を出発するSLに、招待された幼稚園児や沿線自治体関係者らが試乗しSLの旅を楽しんだ。

 6月から県内で展開されてきた山形DC最終日の9月13日、普段は新潟―会津若松間を走っている「SLばんえつ物語号」(C11)を、新庄―酒田駅間で「SL山形日和陸羽西線号」として運行、翌14日は陸羽西線全線開通100周年を記念した「SL陸羽西線100周年号」として酒田―新庄駅間で運行する。10、11日はSLの運行を広く知ってもらおうと両駅間で試運転試乗会を実施した。

 11日は、鶴岡市の大宝幼稚園(三浦洋介園長)の年中、年長児58人と酒田市の天真幼稚園(梅木均園長)の年長児36人、沿線自治体関係者ら合わせて約210人が酒田駅を訪れた。園児たちは「SLばんえつ物語号」のPRキャラクターのオコジロウとオコミと共にSLの前で記念写真を撮ったり、もくもくと煙を上げるSLを「すごい音」「かっこいい」などと歓声を上げながら見学した後、余目駅まで試乗した。

 試乗前、天真幼稚園の吉村里空ちゃん(5)は「SLはかっこいい。景色が楽しみ」、SLの運行を楽しんだ大宝幼稚園の田村晴希君(5)は「黒い煙がすごくて運転手さんもかっこ良かった。またみんなで乗りたい」とそれぞれ笑顔で話した。

SL試乗前に記念撮影する園児たち
SL試乗前に記念撮影する園児たち



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