2014年(平成26年) 9月25日(木)付紙面より
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「酒田地区キッズサッカーフェスティバル」が23日、酒田市の飯森山多目的グラウンドで開かれ、好天の下、幼児と小学校低学年の子供たちが元気にボールを追い掛け、歓声を響かせた。
県サッカー協会の主催、酒田地区サッカー協会(菅原靖会長)キッズ委員会の主管で毎年この時期に開いている。サッカーの普及と、スポーツに親しみ交流を深めてもらう狙い。
今年は6歳以下の部(幼稚園・保育園の年長・年中児、6人制)に男10チームと女4チーム、8歳以下の部(小学1、2年生、8人制、男女混合)に10チームの計約300人が出場。いずれも6分ハーフの前・後半で、3試合ずつ戦った。
時折青空が広がり、詰め掛けた保護者たちの「走れー」などの声援が飛ぶ中、子供たちは懸命にボールを追い掛けた。中には鮮やかなドリブルで何人も抜いてシュートを放ち、「うまい」と周囲の大人をうならせる子もいた。
キッズ委員会の忠鉢好幸委員長は「勝敗にこだわらず、思いっ切り芝生を駆け回り、ボールを蹴る楽しさを体験してもらう大会。これをきっかけに、長く続けてもらえたら」と話していた。
2014年(平成26年) 9月25日(木)付紙面より
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鶴岡市馬町の市自然学習交流館ほとりあで23日、外来生物について考える「ほとりあ秋まつり」が開かれ、訪れた大勢の親子連れがイベントを通して外来生物について学んだ。
同館では自然について学習する機会をつくろうと自然学習会を開催している。今回は外来生物をテーマに、開館当初から実施してきた「いきもの供養祭」を同時に行い、外来生物を通して自然について考えてもらおうと、初めて「秋まつり」を企画した。
この日は多くの親子連れが会場を訪れた。午前10時からはザリガニ釣り大会が行われ、子ども36人とその保護者らが同館周辺の都沢湿地でザリガニ釣りを楽しんだ。続いて館内で「いきもの供養祭」を開催。神事が執り行われ、参加者らが、人間が関わりその命に影響を受けた全ての生き物に対して供養した。
さらに、外来生物のウシガエル・アメリカザリガニの絵コンテストの表彰式やオリジナル外来生物サンド作りなどさまざまなイベントが展開され、にぎわった。ザリガニ釣り大会午前の部で優勝した大山小4年の吉田明莉さん(9)は「たくさん捕まえられてうれしい」と笑顔で話していた。