2014年(平成26年) 9月7日(日)付紙面より
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鶴岡市温海地域の鼠ケ関港で水揚げされた鮮魚を販売する「とれたて!お魚夕市」が5日、同港周辺で行われ、競りにかけられる前の「紅エビ」の直売などでにぎわった。
地元住民らで組織する鼠ケ関地域協議会「蓬莱(ほうらい)塾」(佐藤眞紀子会長)が、地域資源を活用したまちおこし活動の一環で毎年実施。今年は来月11日の「カニまつり」と2回の開催。
今回は「紅エビまつり」と銘打ち、地元飲食店などがエビ汁やエビ丼、エビの空揚げ、にぎりずしなどエビを使ったメニューを用意。一夜干しやホッケの開きなど鼠ケ関の「うめもの」と一緒に屋外の屋台で販売したほか、水揚げされたばかりの紅エビ約60箱をその場でパック詰めにして格安で販売した。
山形市から米沢経由で3時間かけて訪れたという本木沙也香さん(22)と近野美里さん(19)の2人は「エビが好きでネットでイベントを知って来た。エビ汁がおいしい」と話していた。
会場ではこのほか、漁船からの荷揚げ見学会や競りの解説、市場に出回らない小魚などを分け合う「分け魚」の詰め放題販売なども行われた。
2014年(平成26年) 9月7日(日)付紙面より
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今年で22回目を迎えた遊佐町の「奥の細道鳥海ツーデーマーチ」が6日、町内一帯で開幕した。7日までの2日間、全国各地から参加したウオーカーが自らの体力に合わせ、遊佐の大自然を満喫しながら歩く。初日は5コースに計1682人がエントリーした。
「聴こう! 山の囁(ささや)き 波の高鳴り 大地の鼓動」をテーマに、町内の自然に浸りながら全国のウオーカーたちと交流することで、町民の健康増進に役立てようと、町と日本ウオーキング協会などが1993年から毎年この時期に開催している。
初日は、いずれも町民体育館前広場を発着する40キロ(参加者179人)、20キロ(同339人)、10キロ(同726人)、5キロ(同362人)、1キロ(同76人)の5コースで、午前7時の40キロを皮切りに参加者は次々と出発ゲートをくぐってスタート。心地よい風の吹く中、黄金色に色づき始めた田園、道端に咲く草花に初秋の気配を感じながら、自分の体力に合わせて歩いていた。
2日目は30、20、10、5キロの4コースが行われ、2日間で延べ約2600人が遊佐の自然と触れ合う。