2015年(平成27年) 11月21日(土)付紙面より
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鶴岡市出身の絵本作家つちだよしはるさんの原画を紹介した「絵本とりどり展」が、鶴岡市立図書館で開かれている。初日の20日はオープニングセレモニーで、つちださんと図書館の隣にあるかたばみ保育園の園児たちがテープカットやくす玉割りで展示スタートを祝った。来月27日まで行われる。
同図書館の100周年記念事業の一つとして企画。この日、同保育園の年長児28人が図書館を訪問。「開幕おめでとうございます」と声をそろえ、くす玉割りとテープカット。続いて園児たちは2階の展示コーナーに移動して展示を鑑賞した。
会場には、「だっこだっこ」「はなびらがとんできた」「はなみずじゅるじゅるせきごほごほ」「まほういろのえのぐ」などの絵本や、横幅4メートルの大きさのタペストリー、ポストカードなど、合わせて約100点の原画が並んだ。
園児たちは展示作品を前に目を丸くして、「どうやって描いたの」「うまーい」「絵本で見たことある」などと大喜び。かわいらしい動物のキャラクターたちが色鮮やかに描かれた原画を楽しんでいた。
つちださんの「まほういろのえのぐ」がお気に入りという安田美南ちゃん(5)は「つちださんの絵はかわいくて好き。家でも読んでる」と話していた。
展示期間中図書館では、つちださんが参加するワークショップを予定。21日は「絵本バッグをつくろう」(午前10時と午後1時半からの2回)、12月19日は「クリスマスリースをつくろう」(午前10時から)。いずれの日もワークショップ後にサイン会が開かれる。問い合わせは同図書館=電0235(25)2525=へ。