2015年(平成27年) 11月21日(土)付紙面より
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鶴岡市の長沼温泉「ぽっぽの湯」で19日、入浴マナー教室が行われ、東栄小学校の子どもたちが温泉入浴を楽しんだ。
かつての銭湯は、大人たちと裸の付き合いを通して自然にしつけやマナーを身に付ける場所だったことから毎年、入浴体験を通して子どもたちに大切なマナーを伝えている。
この日は、同校の3年生男女20人が参加。ぽっぽの湯の板垣豊樹支配人から「1号源泉は約350メートル、2号源泉は約1280メートルの地下から温泉をくみ上げています。1日平均400人、多い日は1000人近い利用者があります。他の人たちの迷惑にならないよう入りましょう」などと施設のミニ知識を聞いた後、男女に分かれて入浴を体験した。
子どもたちは「とても気持ちがいい」「みんなで入ると楽しい」と内風呂や露天風呂の“温泉巡り”を満喫。体験後は子どもたち一人一人に無料入浴券がプレゼントされた。