2015年(平成27年) 11月22日(日)付紙面より
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鶴岡市藤島のいなば幼稚園(百瀬凡隆園長、園児18人)で20日、収穫感謝祭が行われた。
農作物を育てる喜びを伝えようと、同園では毎年、野菜作りを園児たちに体験させている。今年も5月の大型連休明けに同園の畑「もぐもぐ畑」で野菜の種や苗植えをスタート。キャベツ、ニンジン、ジャガイモ、ピーマン、ナス、トマト、サツマイモなど十数種類を育て、この秋に収穫した。
感謝祭では、園児が約半年間の野菜作りの様子を絵に描き、その体験談を「紙芝居風」にして集まった父母に発表。園児たちは「今年は雨が少なく水やりが大変で、枯れそうになった苗も出た」「ジャガイモは186個採れた。収穫するのがとても楽しかったし、ジャガバターにして食べた時はすごくおいしかった」などと、元気いっぱいに大きな声で伝えていた。発表の後は、昔ながらのきねと臼で餅をつき、お昼にお母さんたちと一緒に、雑煮やきな粉餅にして会食した。