2015年(平成27年) 11月24日(火)付紙面より
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三川町のイオンモール三川で21日、町内の小学生の夢を書いた手紙と菜の花の種を入れた風船のバルーンリリースが行われ、児童や保護者らが風船を空へ飛ばした。
バルーンリリースはイオンモール三川開業15周年記念祭の一環で町と町観光協会が開催。2011年9月、同町に富山県で開かれたイベントの中で放たれた風船が届いたことを受けて企画した。風船に小学生のメッセージとコスモスの種が添えられていたことから、同町の横山、押切、東郷の3小学校の児童が書いた「夢のおたより」と菜の花「キラリボシ」の種を入れたバルーン400個を用意。
この日は町内の小学生や保護者などのほか、阿部誠町長や菜の花娘の長南沙也加さん、佐藤佳代さんも参加。初めに阿部町長が「この15年で三川町も大きく変わった。イオンモール三川には町内の活性化に貢献いただいた」とあいさつ。
バルーンリリースは屋上で行われ、1人1―3個の風船を手に持ち、合図に合わせ一斉に空へと飛ばした。子どもたちは「すごい」「きれい」と歓声を上げ、飛んでいく風船をいつまでも見つめていた。横山小3年の木内蘭さん(9)は「お年寄りを助ける仕事がしたいと書いた。遠くまで飛んでいってほしい」と話した。