2015年(平成27年) 6月2日(火)付紙面より
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第31回わんぱく相撲酒田場所が31日、酒田市武道館屋外相撲場で開かれ、小学生のちびっ子力士たちが熱戦を繰り広げた。
酒田青年会議所(JC、菊池武彦理事長)がわんぱく相撲全国大会の予選を兼ね、毎年この時期に開催。今年は同JC湊町青少年育成委員会(矢野泰規委員長)が主管し、酒田市、遊佐町、庄内町の小学1―6年生、合わせて87人が出場した。同委員会のPR強化や学校の協力で、出場者数は例年の約1・5倍となった。
子供たちはまわし姿もりりしく、学年ごとのトーナメント戦で勝敗を競った。同じ取組3番中、早く2勝した者が勝ちというルールで、1番目に負けて目覚めたように闘志をあらわにし、2番目に勝利するなど、見応えある勝負が続いた。土俵の周りには保護者らが詰め掛け、「頑張れー」など熱い声援を送っていた。
2015年(平成27年) 6月2日(火)付紙面より
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「鳥海山やわた前ノ川釣り大会」が31日、酒田市升田の前ノ川で開かれ、県内外の渓流釣りファンが新緑の渓流でイワナ釣りを楽しんだ。
前ノ川は日向川の支流で、玉簾(たますだれ)の滝(滝ノ沢)の水が流れ込む渓流。大会は恵まれた自然環境を生かし、地域をPRしようと、八幡地域観光物産事業実行委員会(後藤孝之助会長)が日向荒瀬漁業協同組合や升田自治会などの協力で毎年この時期に開催。前日に鳥海山荘で開く交流会とともに、人気の大会として定着しつつある。
14回目の今年は、北は青森県八戸市から南は神奈川県茅ケ崎市まで73人がエントリー。うち約9割が市外在住者だった。
大会は午前7時半にスタート。同10時20分までの間、升田地区の前ノ川約2・5キロ区間でイワナを釣り上げ、体長を計測し勝敗を競った。開始直前にイワナ約150キロが放流された。中には尺(約30センチ)を超える大物を苦労して岸辺に寄せ、ご満悦の人もいた。
3匹の体長の合計による「総合の部」では秋田県横手市の伊藤孝志さんが「92・6センチ」で優勝。そのほか、最大の1匹の体長による「大物賞」、大会中に拾うごみの重量を競う「環境奨励賞」など、各賞が表彰された。