2015年(平成27年) 6月7日(日)付紙面より
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鶴岡市の県立鶴岡工業高校(菅原和明校長)の生徒たちが5日、近くの鶴岡公園や学校周辺の環境美化活動を行い、ごみ拾いや草取りに汗を流した。
この日、スポーツ大会などに出場中の生徒を除く1―3年生約400人が全校活動として初めて実施した。学校周辺と鶴岡公園を歩いて移動しながらごみを拾い集めるとともに、エリア分担した堀端や歩道沿い、致道博物館前や大寶館周辺の観光スポットなどで集中的に草取りを行った。大勢の生徒たちの手が入り、広い公園内も1時間ほどの活動ですっきり。歩道沿いでは、縁石や舗装の隙間から生えた雑草を丁寧に取り除く姿もあり、持参したごみ袋をいっぱいにしていた。
2015年(平成27年) 6月7日(日)付紙面より
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三川町の麦畑が収穫期を迎え、麦の刈り取りが進んでいる。同町横山では5日午前、朝露がなくなるのを待って、一面黄金色に染まった麦畑にコンバインが繰り出した。農家たちにとって短い麦秋の時期を迎えている。
この日横山で刈り取ったのは、約3ヘクタールで栽培するシュンライ。生産者の五十嵐英一さん(64)=同町押切新田=によると、例年より1週間ほど早い収穫とのこと。「今年は梅雨入りが早い。大麦はぎりぎりまで乾燥させ、雨が当たる前に収穫するため、『雨が降ると田んぼが喜ぶ、畑は泣く』などという言葉も。2日ほど天気に恵まれれば、三川町内にある約22ヘクタールの麦畑の収穫は終わる」と五十嵐さん。
三川町の大麦は収穫した大麦は全て麦茶にされ、主に首都圏に出荷するという。