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2015年(平成27年) 8月20日(木)付紙面より

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地域の野球少年たちへ 荘日杯スポ少野球大会へ寄贈

 田川地区に住む60歳以上の男性でつくる野球チーム「鶴岡オールドボーイズ」が、荘内日報社主催の荘日杯争奪スポ少野球庄内選手権大会へ優勝杯を寄贈することになった。昨春、結成30周年を迎えた同チームは創立当時、練習相手不足に悩まされており、鶴岡市内の野球スポーツ少年団に練習相手を務めてもらったことに対する感謝の気持ちを込めたもの。今月29日に同市の赤川緑地公園広場で開催される第29回大会で優勝チームに贈られる。

 鶴岡オールドボーイズは1984年4月に結成。初代監督の工藤武氏を筆頭に、鶴岡市内を中心に20人のメンバーが参加した。翌85年から始まった全国還暦軟式野球大会に出場することを目的にしたチームで、当時は県内にオールドチームは1チームだけだった。全国大会には約20年連続で県代表として出場した。

 同年代のチームが周囲になく、練習試合などの相手が慢性的に不足した。「社会人の現役チームでは実力差があり過ぎて練習にならず、そこで手を挙げてくれたのが当時のスポ少関係者だった」(オールドボーイズ関係者)という。チーム結成20周年の記念誌には90年ごろまで市内のスポ少や中学チームと練習試合を行った記録が残っており、勝ったり負けたりと好勝負を繰り広げている。

 現在は酒田市をはじめ、県内にオールドチームが増えたこともあり、スポ少との練習試合の機会は減り、全国大会の予選も行われるようになった。チームが結成30周年の節目を迎えたこともあり、「地域の野球振興のため、何かできないか」と考え、「結成当時、お世話になったスポ少チームに感謝の気持ちを込めて優勝杯を贈ろう」ということになった。

 銀色の真新しい優勝杯は高さ約40センチ(台座を含む)。荘日杯大会当日、出場チームにお披露目される。鶴岡オールドボーイズ関係者は「かつて練習相手を務めてくれた小学生たちは既に40代。いずれはオールドチームに参加してもらいたい。優勝杯を通して今の子供たちに野球の楽しさを学んでもらうとともに、あいさつや礼儀、感謝など心を大切にする意味を考えてもらいたい」と話していた。

荘日杯争奪スポ少野球庄内選手権大会へ寄贈されるオールドボーイズ杯
荘日杯争奪スポ少野球庄内選手権大会へ寄贈されるオールドボーイズ杯


2015年(平成27年) 8月20日(木)付紙面より

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庄内地域での就職目指し UIJターン・学生が面談

 来春の新規学卒者などを対象にした「UIJターン・学生 庄内就職ガイダンス」が18日、三川町のいろり火の里なの花ホールで開かれた。企業側は2009年度の開催以来過去最高となる67社が参加し、学生が興味のあるブースを回り担当者と面談した。

 県庄内総合支庁産業経済企画課が事務局を務め、管内市町や公共職業安定所などで構成する庄内地域雇用対策連絡会議の主催。製造業や卸小売、サービス業を中心に約300人の求人票が出され、学生や既卒者約100人が参加した。

 この日はスーツ姿の学生らが企業のブースを自由に回り、学歴などを記した面談希望カードを渡して担当者と面談。業務内容や待遇などについて話を聞いたりした。仙台市の調理師専門学校に通う男子学生(20)は「地元に戻り厨房(ちゅうぼう)で働きたいと思っているが、意外に飲食業の求人が少ない」と話し、酒田市の女子短大生(20)は「地元に就職したい。興味のある小売の話を聞くことができて満足」と話していた。

 測量会社の担当者は「積極的に何でも挑戦する人材を求めている」と話していた。

参加した学生が企業の担当者と面談
参加した学生が企業の担当者と面談



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