2015年(平成27年) 9月24日(木)付紙面より
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「鳥海高原まつり」が22日、酒田市草津のファミリー向け観光・レクリエーション施設「鳥海高原家族旅行村」で開かれ、家族連れなどが炭火焼きのバーベキューや渓流釣りなど、高原の秋を楽しんだ。
同家族旅行村を運営する鳥海やわた観光(和田邦雄社長)が、同所の魅力を発信しようと2002年から毎年この時期に開いている。14回目の今年は、黒毛和牛と野菜をセットにして提供する炭火焼き肉をメーンに、通常の半額(1時間540円)で開放した渓流釣り、魚のつかみ捕り、縄文時代の火おこし、丸太早切り競争、木工の体験コーナーなどが設けられた。
このうち焼き肉は、午前10時半の開始とともに家族連れなどが次々に芝の上に車座になり、ジュージューと脂を滴らせながら肉を焼き、頬張った。妻や子供2人など一家で初めて参加した大川大雄さん(33)=鶴岡市渡前、自営業=は「家族でこういう雰囲気の中での焼き肉は楽しい。肉も柔らかくておいしい」とご満悦だった。
そのほか、こま付きの棒を回して板との摩擦で発火させる火おこしでは、見事に火が付くと「やったー」と拍手が起きるなど、会場には子供たちの歓声が響き渡っていた。
2015年(平成27年) 9月24日(木)付紙面より
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酒田地区キッズサッカーフェスティバルが22日、酒田市の飯森山多目的グラウンドで開かれ、幼児と小学1、2年生たちが熱戦を繰り広げた。
県サッカー協会の主催、酒田地区サッカー協会(菅原靖会長)キッズ委員会の主管で毎年この時期、サッカーの普及を狙いに開いている。
今年は酒田市、遊佐町、庄内町から、6歳以下の部(幼稚園、保育園の年長、年中組)に8チーム、8歳以下の部(小学1、2年生)に13チームの計21チームの約200人が参加した。各6人制の10分間で、4ゲームずつ交流試合を繰り広げた。
青空が広がる好天の下、子供たちは懸命にボールを追い掛けて走った。見学の保護者たちから「行けー」「シュート打て」など熱い声援を受け、見事にゴールが決まると、「やったー」と歓声を上げていた。
同委員会の中鉢好幸委員長は「サッカーの楽しさを体験してもらうのが狙い。得点や勝ち負けよりも、ボールを追って一生懸命に走ったことなどをたくさん褒めてあげてほしい」と話していた。