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2016年(平成28年) 10月29日(土)付紙面より

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早く1軍で活躍 石垣内野手(酒南高3年)に中日が指名あいさつ

 プロ野球新人選手選択会議(ドラフト会議)で、酒田南高3年の石垣雅海内野手(18)=右投げ右打ち=が中日ドラゴンズから3位で指名されたことを受け、中日の中田宗男スカウト部長らが27日、酒田市の同校を訪問し指名のあいさつをした。中田部長は会談で、石垣内野手について「走力とパワー、センスの高さと三拍子そろった、器の大きい選手」と評した。

 同校を訪れたのは、中田部長と山本将道スカウトの2人。石垣内野手、土門陽吉校長、鈴木剛監督と校内で会談した後、会見に臨んだ。

 中田部長は「まずは走力に注目した。中日には現在、右の長距離打者がいない点も考慮し、欲しい選手と感じた」と語り、「そうはいない存在。中日を代表する打者になってもらいたい」と続けた。山本スカウトによると、高校入学時から「振れる選手」と注目していたという。

 差し出された色紙にサインとともに「恩返し」と書いた石垣内野手は「3位指名という高い評価をしてもらい、うれしい。早く1軍で活躍できるように頑張りたい。走攻守の三拍子そろった選手になりたい」と抱負を述べた。

 中田部長によると、12月12日に入団発表を行う予定という。

中田部長(右)、山本スカウト(左)のあいさつを受ける石垣内野手=酒田南高
中田部長(右)、山本スカウト(左)のあいさつを受ける石垣内野手=酒田南高


2016年(平成28年) 10月29日(土)付紙面より

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日沿道新潟県境着工

 国土交通省酒田河川国道事務所は、日本海沿岸東北自動車道(日沿道)のうち鶴岡市のあつみ温泉インターチェンジ(IC)―鼠ケ関IC(仮称)間の6・7キロに着工する。11月5日に同市大岩川のあつみ温泉IC南側で工事の安全祈願祭が行われ、関係者が建設着手の鍬(くわ)入れを行う。開通時期は未定だが、未開通の県境区間の早期整備への期待が高まる。

 今回着工するのは、朝日温海道路として整備する朝日まほろばIC(新潟県村上市)―あつみ温泉IC間40・8キロのうち、庄内側の区間。計画ではトンネル6本、橋りょう4橋の構造物が建設される。発注者となる同事務所が2013年5月の事業着手以降、測量や用地取得を進めてきた。

 日沿道の山形・新潟県境区間の朝日温海道路は全体事業費約1900億円で、IC(いずれも仮称)は新潟側に「大須戸」「大須戸第2」「北中」「勝木」「府屋」、庄内側に「鼠ケ関」の計6カ所設置される。標準幅員13・5メートル(トンネルなどは12メートル)の2車線で、設計速度80キロ。開通後は無料区間となる予定。新潟県側の着工時期は未定。

 新潟県境までの日沿道の延伸を見据え、鶴岡市は鼠ケ関ICを有効活用した周辺エリアの土地利用案を検討。これまでに「たたき台」として、同IC周辺に24時間対応の駐車場やトイレなどの休憩施設のほか、観光などの情報発信機能、飲食・物販・産直施設の整備構想が示されている。

 一方、遊佐象潟道路として整備される秋田県との県境区間の遊佐鳥海IC(仮称)―象潟IC(秋田県にかほ市)17・9キロは今月、秋田県側で着工された。同区間の庄内側の工事について、酒田河川国道事務所は「2017年度の早い時期には発注したい」としており、未開通の両県境区間の建設工事が本格化する見通しになってきた。

 日沿道については、秋田県北部の北秋田市と大館市にまたがる鷹巣IC―二井田真中IC間12・2キロが、今月22日に開通している。さらに鷹巣ICから西側の大館能代空港近くのあきた北空港IC(仮称)までの1・7キロ区間が、来年度に開通する予定となっている。

着工する鶴岡市のあつみ温泉インターチェンジ(IC)―鼠ケ関IC(仮称)間の6・7キロ
着工する鶴岡市のあつみ温泉インターチェンジ(IC)―鼠ケ関IC(仮称)間の6・7キロ



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