2016年(平成28年) 12月27日(火)付紙面より
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第41回田川地区高校合唱祭が24日、鶴岡市中央公民館で開かれ、同地区の6高校の合唱部の生徒らがクリスマスソングなどを披露した。
田川地区高校文化連盟合唱専門部(部長・小関剛鶴岡南高教頭)が主催し毎年この時期に開催。庄内農業、鶴岡中央、鶴岡東、鶴岡南、羽黒、鶴岡北の6校の合唱・音楽部の1、2年を中心に生徒総勢約90人、招待演奏として鶴岡五、鶴岡一、鶴岡三の3中学校も出演した。
クリスマスやウインターソングを選曲する学校が多く、鶴岡東高合唱部は鈴を鳴らしながら無伴奏で英語の歌詞で「ジングルベル」を披露。中学生たちも大編成で歌声を響かせ、高校の指導者たちでつくる「タガワスコラーズ」のステージもあった。
最後は合同合唱として、「きよしこの夜」「もろびとこぞりて」「大地讃頌」を合唱。クリスマスイブに歌で心温まる時間を過ごした。
2016年(平成28年) 12月27日(火)付紙面より
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鶴岡市下川の龍澤山善寳寺(五十嵐卓三住職)で25日、年末恒例の「すす払い」が行われた。僧侶たちが長い竹ぼうきを使って一年間にたまったほこりを払い落とし、初詣客を迎える準備を整えた。
この日は午前8時すぎから、タオルやマスクで頭や顔を覆い作務衣(さむえ)に身を包んだ同寺職員の僧侶や修行僧など約30人が作業を行った。本尊前の経典や木魚などの仏具にはほこりがかからないように新聞紙をかぶせ、竹の先に青いささを付けた5メートルほどのほうきで梁(はり)や照明などの上にたまったほこりを払った。畳の上に落ちたほこりはほうきで掃き集めた。
僧侶の一人は「大勢の人に気持ち良く参拝していただくために一年のほこりを払った」と話した。同寺では29日に恒例の餅つき、大みそかの行事が終わるといよいよ年明けを迎える。今年の三が日は県内外から約6万5000人が参拝、来年はさらに増える見込みという。