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荘内日報ニュース
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2016年（平成28年） 7月16日（土）付紙面より
ツイート手を合わせ無病息災願う 八坂神社例大祭「胡瓜まつり」
鶴岡市昭和町の八坂神社（齋藤元宮司）で15日、例大祭「胡瓜まつり」が行われ、参拝者が神前にキュウリを供えて無病息災を願った。
祭神の「牛頭（ごず）天王」は疫病や災厄を免れるとして信仰を集めている。毎年7月15日の例大祭では参拝者がキュウリを2本奉納し、先に供えられたキュウリ1本を「御護符（おごふ）」として自宅に持ち帰り家族で食べると流行病から難を免れるといわれている。同神社役員によると例年例大祭で奉納されるキュウリは300本以上。神社に残ったキュウリはご祈祷（きとう）され、お札と一緒に地区住民に配られるという。
この日は八坂講講員や地元住民らがキュウリを手に神社を訪れた。参拝者は水屋で手を清めると神前に設けられた台にキュウリを奉納し、静かに手を合わせて無病息災を祈った。午後3時から神事が執り行われ、同4時半から旧八坂町に当たる昭和町と大東町の幼児や小学生が子どもみこしを担いで地区内を練り歩く。同7時半からは境内に造られた特設ステージで奉納演芸大会や抽選会も行われる。
2本のキュウリを奉納し、無病息災を願う参拝者
2016年（平成28年） 7月16日（土）付紙面より
ツイートいよいよ夏本番! 庄内浜の海水浴場「海開き」
いよいよ海水浴シーズン到来―。庄内にある12の海水浴場のうち湯野浜海水浴場など8カ所で15日、海開きが行われた。
この日は湯野浜、由良、マリンパークねずがせき、宮浦、浜中あさり、釜磯、西浜、十里塚の各海水浴場が海開き。このうち湯野浜海水浴場では、愉海亭みやじま隣の長岩広場でシーズン中の無事故を祈る安全祈願祭が行われ、地元温泉関係者や地元民など約100人が参列。善寳寺の僧侶による遊泳安全の祈祷（きとう）に続いて、地元のひばり保育園や湯野浜小、同校有志でつくるよさこいチームが踊りや歌を披露した。
式典中は小雨がぱらついたが、園児や児童が海に入る頃にはすっかり青空が広がり、気温も上がり“初泳ぎ日和”となった。波がやや高く、園児たちは波打ち際での水遊びとなったが、大きな波が寄せるたびに歓声を上げて海を楽しんでいた。
湯野浜温泉観光協会によると今シーズンの海水浴場開設は来月21日までの約1カ月間で、海水浴客は例年並みの約30万人を見込んでいる。
青空の下、水遊びを楽しむ子供たちの歓声が響いた＝湯野浜海水浴場
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