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2016年(平成28年) 7月21日(木)付紙面より

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一輪車世界大会活躍を誓う

 今月27日からスペインで開かれる国際一輪車競技大会に、酒田市の「山形田沢っ子こぐぞ?クラブ」の2人が日本代表として出場することになり19日、全国大会に出場する仲間と共に市役所を表敬訪問し、丸山至市長に活躍を誓った。

 国際一輪車競技大会は国際一輪車連盟が隔年で、世界各地で開いているもので、日本からは日本一輪車協会が前年の「さわやか全日本一輪車競技大会」で優秀な成績を収めた選手を日本代表として推薦している。18回目の今回は8月7日まで、スペインのサンセバスチャンで開かれる。

 田沢っ子こぐぞ?クラブから出場するのは、同市出身で東洋大法学部1年、阿部雄人さん(18)=東京都板橋区清水町、酒田光陵高機械科3年、石川和実さん(18)=酒田市田沢=の2人。ともにスラロームや片足50メートル、100メートル、400メートル、10キロなど7種目に出場するほか、阿部さんは400メートルリレーにアンカーとして出場する。日本代表は計約20人、東北地方からはこの2人のみ。同クラブからの世界大会出場は、2005年の結成以前に関係者1人が東京大会(04年)に出場して以来で、結成後は初。

 この日は阿部さんと石川さんが、今年のさわやか全日本一輪車競技大会(24日、東京都江戸川区)に出場する他の選手6人や指導者と共に市役所を表敬訪問。丸山市長は「日頃の練習の成果を遺憾なく発揮し、優勝を目指して頑張ってきて」と激励。阿部さんと石川さんに激励金、全員に市のエンブレムを贈った。

 阿部さんは「昨年の他の大会で片足50メートルで優勝した。その勢いで世界でも優勝できるよう頑張りたい」、石川さんは「これまでの予選などで良いタイムが出ているので、この調子で世界でも頑張りたい」と抱負。

 阿部さんの父親で、スペインにも随行するコーチの阿部義紀さん(50)=酒田市山谷、会社経営=は「トレーニングも究極に近いものになってきた。世界で活躍し、一輪車の面白さを広めてもらいたい」と話した。

 田沢っ子こぐぞ?クラブは、旧平田地域のスキー教室でオフシーズンの体幹トレーニングに導入したのをきっかけに、一輪車専門のスポーツクラブとして05年に設立。丸山清監督の下、幼児から一般まで約30人が週3回、ひらた生涯学習センターや光ケ丘陸上競技場で練習している。

一輪車の世界大会に日本代表として出場する阿部さん(右)、石川さん
一輪車の世界大会に日本代表として出場する阿部さん(右)、石川さん


2016年(平成28年) 7月21日(木)付紙面より

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地域に感謝の気持ち込め 種から育てた花のプランター贈る

 県立鶴岡養護学校(岡崎祐治校長、児童生徒115人)の児童生徒たちが自分たちが種から育てた花のプランターを20日までに、近くの町内会や交流している小学校、公共施設などに贈った。

 同校では県教委の活力あふれる特別支援学校づくり推進事業の補助を受け、本年度まで4カ年にわたり地域との交流事業を展開。補助事業として最終年度となる今年、交流してきた地域に感謝の気持ちを贈ろうと、春先に種をまき、日日草やペチュニアなどの花をプランターで育ててきた。

 小学部は交流している大泉小や近くのみどり幼稚園、中学部は地元町内会、高等部はバザーなどでお世話になっている庄内観光物産館、第六学区コミュニティ防災センターなどに配布。このうち中学部の3年生9人は19日に学校のある大塚町町内会(斎藤三五会長)、隣接する西新斎町町内会(山口耕史会長)の各公民館を歩いて訪れ、町内会関係者にプランターを手渡した。

 生徒たちは「飾ってください」と笑顔を見せ、地域の町内会関係者は「きれいに育てたこと」「大切に飾らせてもらう」とお礼。両町内会とも公民館前にプランターを飾った。

交流のある町内会などへ種から育てた花のプランターを届けた養護学校の生徒たち=19日、大塚町公民館
交流のある町内会などへ種から育てた花のプランターを届けた養護学校の生徒たち=19日、大塚町公民館



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