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2016年(平成28年) 9月18日(日)付紙面より

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あさひ小児童が東大鳥川にイワナ放流

 鶴岡市立あさひ小学校(蛸井由美子校長、児童182人)の3年生たちが16日、鶴岡市大鳥の東大鳥川でイワナの稚魚4000匹を放流した。児童たちが「大きくなってね」と声を掛け、元気に泳ぐ姿を見送った。

 放流は、市が2003年から実施する環境学習の一環。今回は遊佐町の内水面水産センターで昨年1月にふ化させて育ててきた体長約8センチの稚魚を用意した。

 この日は3年生35人が参加。大鳥集落から車で約15分の所にある左京渕ダム下流の放流場所にバスで集合した。初めに、イワナの生態に詳しい佐藤征勝さん(73)=同市大鳥=が講話。大鳥池の巨大魚タキタロウについても触れながら、イワナの生態について説明し、「急流で、冷たく、森林の中を縫うような川にイワナはすんでいる。今日は、豊かな川や森、海をつくるのに協力してください」などと話した。その後、児童たちは稚魚をバケツに入れて川辺まで運び、「元気でね」「大きくなってね」などと声を掛けながら放流。大坂彩奈ちゃん(8)は「放流した後、じっとしているのもいたので心配。自然の中で大きく育ってほしい」と話していた。

自然に囲まれた東大鳥川でイワナの稚魚を放流する児童たち
自然に囲まれた東大鳥川でイワナの稚魚を放流する児童たち


2016年(平成28年) 9月18日(日)付紙面より

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初秋の自然満喫

 「みんなで歩こう!里山あるき2016」が17日、鶴岡市の大山上池・下池コースで行われた。県内の他、青森県から愛知県までの県外からの参加者合わせて約380人が、ラムサール条約登録湿地の上池・下池や高館山などを巡り、初秋の里山を満喫した。

 「歩かなければ 歩けなくなる」を合言葉に、自然と歴史を体感しながら、眺望豊かな里山を歩いて楽しむ人気のウオーキングイベント。市スポーツ課や市体育協会、地元の歩こう会などで実行委員会(阿部安夫会長)を組織して開催している。今回で19回目。

 この日は、旧鶴岡西高校近くの大山イベント広場をスタートし、昼食を挟みながら下池―高館山―加茂トンネル―上池―ほとりあ―善寳寺などを巡る20キロと、上池―大山公園―下池などを回る8キロの2コースを設定。地元の愛好者やスポーツ少年団など県内からの参加者の他、旅行会社と連携した日帰りツアーで参加した県外の人も大勢いた。

 午前9時半から大山イベント広場で開会式を行い、ストレッチ運動を行った後、スタート。心地よい秋風が吹く里山を思い思いのペースで歩いていた。

 友人5人で参加した佐藤恵美子さん(67)=鶴岡市海老島町=は「健康のために普段から歩いている。話しながらの里山歩きは気持ちがいい」と話していた。

 18日には同市羽黒地域の出羽三山神社や手向宿坊街を巡る「羽黒山修験のみちコース」も予定、約240人がエントリーした。

上池のほとりを歩く参加者たち
上池のほとりを歩く参加者たち



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