2025年4月13日 日曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2016年(平成28年) 9月20日(火)付紙面より

ツイート

鍛えた脚力披露 いす?1GP北庄内大会

 キャスター付きの事務用椅子に座り、商店街の特設コースを駆け抜ける「いす―1GP(いすワングランプリ)北庄内大会」が18日、酒田市八幡地域の観音寺商店街特設コースで開かれ、県内外から参戦した20チームが熱戦を繰り広げた。

 「いす―1GP」は、京都府京田辺市の商店街が2010年に始めたイベント。全国への普及に伴って「日本事務いすレース協会」が組織され、競技方式を制定した。

 酒田市内の青年有志12人による「八幡地域活性化グループ」(佐藤良平代表)が地域活性化策を探る中で同GPのことを知り昨年7月、新庄市内で行われた新庄大会に参戦。地域活性化に向けた事業の一つとして地元開催を決定し、実行委員会(池田近実行委員長)を立ち上げた。

 この日は観音寺地区の旧メーンストリートを通行止めにして競技。午後1時に本戦の出走位置を決める30メートル走「ZERO―3」。午後2時からの本戦では、1チーム3人が交代で椅子に座り、1周200メートルのコースを2時間で何周できるか競い合った。

 朝方までの雨も上がって心地よい風が吹く絶好のコンディションの中、選手たちは日頃から鍛えている脚力を披露。沿道には大勢の住民らが詰め掛け、「速いぞ」「頑張れ」などと声援を送っていた。

商店街を会場に熱戦を繰り広げた「いす―1GP」
商店街を会場に熱戦を繰り広げた「いす―1GP」


2016年(平成28年) 9月20日(火)付紙面より

ツイート

勇壮に駆ける流鏑馬 身体堅固や五穀豊穣祈願

 鶴岡市下山添の八幡神社(佐藤信弘宮司)で18日、例大祭が行われ、地元住民たちが流鏑馬(やぶさめ)などの神事を見物しながら、身体堅固や五穀豊穣(ほうじょう)などを祈願した。

 同神社は806(大同元)年に創建されたと伝えられている。戦国時代の武将・最上義光が同神社に「石高」を与えていたとされ、その時代から戦勝を祈る流鏑馬が続けられてきたという。

 この日は午後1時半から同神社の本殿で祭典が行われた後、にぎやかな笛と太鼓の音色に合わせてみこしや獅子舞、天狗(てんぐ)舞などの行列が境内を3回くねった。

 例大祭の見ものとなる流鏑馬は、昔は馬上から弓を射ていたが、現在はくねりの中で弓を射る形を奉納し、その後に馬駆けのみを行っている。今年は三川町横山から3時間ほどかけて赤川の土手を歩いて、下山添まで1頭の馬がやって来た。

 この馬の所有者がまたがり、境内にある大木のスギ並木に囲まれた長さ約80メートルの直線を駆け抜ける流鏑馬を3回披露。前駆けの若者たちが「オー、オー」と大声を上げながら走り、その後ろを2人に引かれた馬が駆ける様子に、大勢の祭り客からは「すごい」「いいぞ」と歓声が上がっていた。

 流鏑馬の後は、子どもたちによる奉納相撲大会があり、大勢の家族や祭り客が見物していた。

大勢の祭り客が見守る中、境内を勇壮に駆ける「流鏑馬」が披露された
大勢の祭り客が見守る中、境内を勇壮に駆ける「流鏑馬」が披露された



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field