2025年4月9日 水曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2017年(平成29年) 5月17日(水)付紙面より

ツイート

「新嘗祭」に献上 穀物御田植祭

 庄内町廿六木地区で15日、宮中の恒例行事「新嘗(にいなめ)祭」に献上する穀物御田植祭が行われ、強い雨の中、関係者が丁寧に苗を植えて豊作を願った。

 新嘗祭は11月23日、天皇がその年に収穫された穀物を神に供え、五穀豊穣(ほうじょう)を感謝する儀式。都道府県知事の推薦を受けた希望農家が「任意献納」している。県では8ブロックの回り持ちで実施。今年は精米を庄内町廿六木、農業、高梨是男さん(70)、精粟をJAあまるめ代表理事組合長の森屋要二さん(62)が献上する。

 激しい雨の中で行われた神事には県や町、農業関係者など約50人が出席。高梨さんと森屋さんが水田に入り「つや姫」の苗を1株ずつ手で植え、関係者が玉串をささげて五穀豊穣を祈った。

 神事の後、高梨さんは「こんなに幸せなことはない。感謝の気持ちでいっぱい。献上米にふさわしいつや姫生産のため努力する」、森屋さんは「アワ栽培に関しては未熟だが、県の指導を頂きながら県に恥じないアワ作りに励む」とそれぞれあいさつした。その後、同地内のほ場に移動し、アワの苗を植え付けた。

 新嘗祭の穀物を献上するのは旧余目町で1960年以来57年ぶり、庄内町では2002年以来15年ぶりという。

農業関係者らが見守る中、献上米の苗を植える高梨さん(手前)と森屋さん
農業関係者らが見守る中、献上米の苗を植える高梨さん(手前)と森屋さん



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field