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2017年(平成29年) 1月14日(土)付紙面より

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祖父母らと一緒に伝統の凧作り 三川・東郷小で、来月2日に“初飛行”を実施

 三川町の東郷小学校(佐藤俊明校長、児童119人)で13日、伝統の凧(たこ)作りが行われた。児童の祖父母を中心に地域のお年寄りが学校を訪問し、児童と共に庄内凧を作った。

 同校の凧作りは地域の伝統を継承するとともに世代間交流を図り、地域を愛する心を育てようと毎年この時期に行われている伝統行事。

 今年も5、6年生が大凧、3、4年生が中凧を制作。子どもたちは、正月休み中に家族と一緒に富士山やえと、アニメ・ゲームのキャラクターの凧絵を描いたり、休み明けには授業の一環で凧絵の裏に竹ひごを張ったりとこの日に向けて準備を進めてきた。

 この日は児童の保護者や祖父母、地域の老人クラブメンバーなど約70人が同校を訪問。児童たちは祖父母らに手伝ってもらいながら凧に糸を結び、張りを付ける作業に取り組んだ。

 制作した凧は来月2日、同校グラウンドや学校付近で揚げる予定。

児童たちが祖父母らに教わりながら庄内凧を作った
児童たちが祖父母らに教わりながら庄内凧を作った


2017年(平成29年) 1月14日(土)付紙面より

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酒田港「ポート・オブ・ザ・イヤー2016」 港湾・臨海部の活性化に寄与

 公益社団法人「日本港湾協会」(本部・東京都、宗岡正二会長)は13日、その年に最も港湾・臨海部の活性化に寄与した港湾を顕彰する「ポート・オブ・ザ・イヤー2016」に、酒田市の酒田港が選ばれたと発表した。コンテナ貨物の取扱量伸び率が全国トップレベルで、住民を挙げたにぎわいづくりに取り組んでいることなどが評価されたもので、地元の関係者は「酒田港の知名度を高め、『北前船の時代』を再び」など、同港を活用した地域活性化への期待を高めている。

 ポート・オブ・ザ・イヤーは同協会が2003年から情報誌「港湾」で、読者らに投票を呼び掛け、原則として年1港を顕彰している。港湾の物流や人流、産業、観光、みなとまちづくりなど港湾活動やその話題づくりが、その年で最も優れ、わが国の港湾・臨海部の活性化に寄与し、「みなとの元気」を高めた港湾を選び、顕彰するもの。酒田港は2011年、東日本大震災で太平洋側の港湾に代わり緊急物資輸送などで被災地の復興に貢献したとして特別賞を受賞している。

 同協会によると、酒田港は今回、「官民を挙げてポートセールスに積極的に取り組み、クルーズ船の誘致を実現したほか、花王酒田工場を中心にコンテナ貨物の取扱量の伸びが非常に大きく、港湾を活用したイベントを積極的に開くなど、市民を挙げて港を盛り上げていることなどが評価された」という。得票数などは公表していない。19日に東京・赤坂のANAインターコンチネンタルホテル東京で表彰式が行われ、丸山至酒田市長が出席の予定。

「ポート・オブ・ザ・イヤー2016」に選ばれた酒田港。写真は、中国向けを中心にコンテナ貨物が急増している国際ターミナル
「ポート・オブ・ザ・イヤー2016」に選ばれた酒田港。写真は、中国向けを中心にコンテナ貨物が急増している国際ターミナル



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