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2017年(平成29年) 1月15日(日)付紙面より

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学校近くの道路沿い除雪 天真高生が地域貢献ボランティア

 酒田市の天真学園高(齋藤正典校長)の生徒たちが13日、学校近くの道路沿いで除雪をするボランティア活動を行った。

 生徒たちの自主的なボランティア活動として2010年度から毎年実施している。7回目の今回は、ボランティアサークル「Sクラブ」、ダンス部、バドミントン部の部員、合わせて約40人が参加。学校西側の市道約200メートル区間で、道沿いの雪をシャベルでかいて軽トラックに載せ、職員が運転して運んだ。見る見るうちに道路周辺はきれいになっていった。

 Sクラブの1年生、菅原太洋さん(16)は「体を動かしているのが好きなので何となくSクラブに入ったが、自分たちのやることが地域のためになっているとか言われると、ちょっと充実感があるかも」と照れながら話した。

学校周辺の道路で除雪を行う天真学園高の生徒たち
学校周辺の道路で除雪を行う天真学園高の生徒たち


2017年(平成29年) 1月15日(日)付紙面より

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中国黒龍江省ハルビン市 少年芸術文化訪問団が来庄

 本県の友好県省となっている中国黒龍江省のハルビン市から「ハルビン少年芸術文化訪問団」が13日、来庄した。同日は酒田市の山居倉庫で買い物を楽しんだほか、14日は同市のひらたタウンセンターでの国際文化交流会で地元の児童・生徒と芸術・文化の発表を通じて交流した。

 友好県省の盟約は1993年に締結された。前年の92年、食肉・外食の平田牧場(本社・酒田市)がハルビンと酒田港を船で結ぶ東方水上シルクロードを開設し、経済交流が始まったのが縁。以来、経済、観光、教育など多面的に交流を進めている。

 ハルビン少年芸術文化訪問団は、県が中心になって昨年度に続き招いた。昨年度と同様、55年に設立され中国で最も歴史のある少年学童芸術団体といわれる「ハルビン少年宮」(団員約600人)の児童53人と引率の保護者ら19人の計72人が、仙台経由と新潟経由の2班に分かれて来日。13日夕、山居倉庫で合流した。

 山居倉庫では、県や酒田市の関係者らが中国語で熱烈歓迎をアピールする横断幕を掲げ、一人一人にサクランボのブローチや庄内の風景写真のポストカードをプレゼント。県の「もっけだのん」、酒田市の「もしぇのん、あののん」の各マスコットキャラクターが出迎えると、子どもたちは楽しそうに記念撮影していた。

 子どもたちは山居倉庫(酒田夢の倶楽)で買い物を楽しんだ後、鶴岡市内のホテルに宿泊。14日はひらたタウンセンターでの国際文化交流会で、踊りや合唱を披露したほか、鶴岡三中合唱部、酒田市の楢橋神代神楽保存会の小中高生による各公演を鑑賞し、芸術文化で交流した。

来庄したハルビン少年芸術文化訪問団。山居倉庫で地元のマスコットと楽しそうに記念撮影=13日夕
来庄したハルビン少年芸術文化訪問団。山居倉庫で地元のマスコットと楽しそうに記念撮影=13日夕



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