2017年(平成29年) 1月4日(水)付紙面より
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元旦恒例の新春走り初めが1日、鶴岡市の鶴岡公園周回コースで行われた。多くの市民ランナーが参加し、今年一年の飛躍を願った。
走り初めは、県縦断駅伝のOBが同駅伝での優勝を目指すとともに、ランナー同士の交流を図ろうと1973年の正月に初めて開催。以来、市陸上競技協会(加賀山茂会長)が主催して毎年実施しており今回で45回目となった。
悪天候に見舞われた一昨年、昨年と変わって今年は曇り空で気温も低過ぎないまずまずのコンディション。スタート前の午前9時ごろには応援の家族や参加のランナー合わせて約230人が、初詣客でにぎわう同公園内の荘内神社大鳥居前に集まった。準備体操の後、公園を周回するコース(1周約1・2キロ)で走り初めがスタートした。
一般ランナーをはじめ、部活の仲間と走る中高生や親子連れなどがそれぞれのペースで走り初めに臨み、沿道の家族や市民から応援の声が飛んでいた。昨年に続いて2回目の挑戦という岡田郁瑞君(9)=朝暘五小3年=は「姉と兄の3人きょうだいで走ったので楽しかった。今年は学校の持久走で1位になれるよう頑張りたい」と話していた。
2017年(平成29年) 1月4日(水)付紙面より
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年末年始を古里で過ごした人たちのUターンラッシュが3日にピークを迎えた。庄内地方のJR各駅は土産を手にした家族連れや見送りの人たちで混雑した。
JR東日本の年末年始期間(12月28日―1月5日)の指定席予約状況によると、Uターンラッシュは1日午後から増え始め、3日がピーク。4日もやや混雑する見込み。3日の羽越本線上り特急の指定席は、午前の早い時間帯に空席があったものの、いなほ8号(酒田発午前10時47分)以降の列車は定期、臨時とも満席の状態。JR東日本新潟支社によると、自由席も同様に混雑する見込みという。
鶴岡駅では3日午前10時すぎ、臨時特急列車がホームに到着すると、大きな荷物を手にUターンする家族連れなどが次々と乗り込んだ。ホームや改札口では見送りの人たちが笑顔で手を振り、別れを惜しんでいた。東京都に住む妹とめいを見送った鶴岡市内の50代男性は「一緒に初詣で神社巡りをして過ごした。帰ってしまうとほっとする半面、家の中が静かになって少し寂しい」と話していた。
JR東日本新潟支社によると、3日午前11時20分ごろ、鶴岡市の三瀬―羽前水沢駅間で羽越本線の下り回送列車による人身事故が発生。同区間で上下線とも運転を見合わせたが、同日午後1時前に運転を再開した。
一方、空の便は3、4の両日とも庄内発東京行きの全便が満席となっている。