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2017年(平成29年) 1月7日(土)付紙面より

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挑戦する気持ちが大切 日ハム・石川投手が後輩野球部員指導

 プロ野球・北海道日本ハムファイターズの石川直也投手(20)=庄内町出身、山形中央高出=が5日、地元の庄内町余目の町第二屋内多目的運動場(ほたるドーム)で後輩に当たる余目中学校の野球部員にトレーニング方法などを指導した。

 石川投手は2014年夏の甲子園大会で3試合に登板し、同大会中で全投手最速の148キロをマーク。同年10月のプロ野球ドラフト会議で日本ハムファイターズから4巡目で指名され、プロ入りした。プロ2年目の昨シーズンは9月30日にリーグ最終戦の対千葉ロッテマリーンズ戦で1軍初登板。8回表に5番手で救援登板し1回無失点を記録した。192センチ、88キロ。

 石川投手が地元の中学生に指導するのは一昨年12月以来2回目。町の子どもたちからプロ選手の技術やトレーニングを学んでもらうとともに、競技人口増加を目的に、町野球連盟(太田昭伸会長)が企画した。

 今回は2部構成で行われ、第1部は余目中、立川中の野球部員、余目中のソフトボール部員、余目野球スポ少メンバーなど約60人が参加。石川投手からプロ選手の生活や高校時代の思い出などを聞いた。石川投手は「山形中央高の体育科に入り、野球に集中して取り組めた。練習はハードだったが、甲子園に出場しプロ選手になることもできた。自分がどこまでできるのか挑戦する気持ちが大切」と後輩たちに呼び掛けた。第2部は中学生のみ参加で石川投手からプロ選手のトレーニング方法を学んだ。石川投手は筋トレ用のメディシンボールを高く投げたり、地面にたたき付けたりし、体幹や瞬発的な筋力を鍛える方法を実演しながら伝えた。また、「真上に放り投げるイメージで」「腕力よりも腹筋や背筋を使って」と熱心に指導。その後はポジション別メニューで、投手や捕手に胸郭を柔らかくする練習などを教えた。

 石川投手は「子どもたちと触れ合うことで、競技人口減少の歯止めなど地域に貢献できれば。今年は1軍でしっかり結果を残したい」と抱負を語った。今月8日に千葉県で自主トレに入り、2月からチームのキャンプに参加するという。

メディシンボールで体幹や瞬発的な筋力を鍛える練習を紹介する石川投手(手前)
メディシンボールで体幹や瞬発的な筋力を鍛える練習を紹介する石川投手(手前)


2017年(平成29年) 1月7日(土)付紙面より

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新年試筆に挑戦!! 小中学校50校で3学期始業式

 庄内地方の多くの小中学校で6日、学年を締めくくる3学期の始業式が行われ、寒さにも負けず元気に登校した児童生徒たちのにぎやかな声が校舎に響いた。

 庄内教育事務所によると6日は小学校29校、中学校21校で始業式。5日から始まった学校もあり、2学期制を導入している学校も含め、10日までに全ての小中学校で授業が再開される。

 鶴岡市立朝暘第一小学校(本田淳校長、児童586人)では6日、午前8時すぎから体育館で始業式が行われた。初めに児童を代表して春日萌瑞さん(2年)が「一人勉強と縄跳びを頑張り、早起きを続けて欠席ゼロを目指す」、鈴木梓紗さん(3年)が「6年生を送る会では心を込めて送りたい。本をたくさん読んで4年生になる準備をしたい」と目標を発表。本田校長があいさつで「3学期は49日しかない。一日一日を大切にしながら成長を感じられる学期にしましょう」と呼び掛けた。

 始業式後、児童たちは各教室で新年試筆に挑戦。6年生の教室では、児童たちがしっかりと手本を見据えて課題の「伝統を守る」の5文字を丁寧に書いていた。

児童たちが新年試筆に挑戦。丁寧に課題の文字を書いた=6日、朝暘一小
児童たちが新年試筆に挑戦。丁寧に課題の文字を書いた=6日、朝暘一小



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