2024年11月29日 金曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2017年(平成29年) 10月29日(日)付紙面より

ツイート

海岸線にきらめく瑠璃色 特急「いなほ」海イメージ車両登場

 日本海沿線の羽越本線を走る特急「いなほ」に海の色をイメージした瑠璃(るり)色の車体が登場し27日、初運行された。海も瑠璃色に輝く中、深海色の車両が庄内路を走り抜けた。

 新潟―酒田・秋田間を走る車両1台を瑠璃色に塗り替えた。JR新潟支社によると、沿線の魅力である海の色を日本の伝統色である瑠璃色で表現。海に映り込む空の青さ、沿線の山並みの緑も取り込んだという。

 運行初日のこの日は午前10時58分新潟駅発の下りいなほ3号と、午後3時57分酒田駅発のいなほ12号で運転。秋晴れの天気に恵まれ、日本海も穏やかな表情を見せる中、国道と並走する鶴岡市温海地域の海岸線では日差しを受けてきらきらと輝く車体が疾走した。

 JRでは、12月には別に海岸の砂地に自生するバラ科の植物「ハマナス色」の車体も運行させる予定。

日本海沿線を走る瑠璃色の特急「いなほ」=27日午後0時24分ごろ、鶴岡市小岩川
日本海沿線を走る瑠璃色の特急「いなほ」=27日午後0時24分ごろ、鶴岡市小岩川


2017年(平成29年) 10月29日(日)付紙面より

ツイート

ホークスのエースに

 プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)で、鶴岡東高の吉住晴斗投手(3年)を1位指名した福岡ソフトバンクホークスのスカウト担当者が27日、鶴岡市の同校へあいさつに訪れた。担当者は「球団を背負ってくれる投手になってほしい」と激励し、吉住投手は「少しでも早く1軍に上がり、1勝することが目標。結果を残したい」と決意を語った。

 小山一夫編成・育成部長、作山和英スカウトらが訪れ、非公開で約30分間面談。同校の齋藤哲校長、佐藤俊野球部監督らも同席した。

 終了後、吉住投手は「(26日のドラフトでの)1位指名にびっくりしたが、プロになるんだとあらためて実感した。今はプロとして頑張らなければならないという気持ちになっている」と県内の高校生として初の1位指名から一夜明けての心境を語った。球団側から渡されたソフトバンクのユニホームに袖を通して帽子をかぶり「球団の期待に応えられるように、自分のレベルを上げていきたい。1軍で2桁勝利できるよう成長したい」と意気込みを示し、王貞治球団会長と工藤公康監督から贈られたサインボールに笑顔を見せた。

 高校2年の夏から注目していたという作山スカウトは「ストレートが速く、身体能力が高い。体も大きく、走る姿から全身のばねの強さを感じた。これから大きく伸びる投手」と吉住投手の評価ポイントを説明。今夏の県大会以降さらにストレートの威力が増したとし、「持ち前の闘争心と強いストレートで打者をねじ伏せる投手になってもらいたい。ホークスのエースに成長を」と期待を込めた。

 吉住投手は今後、仮契約を済ませた後、12月上旬に福岡市で行われる新入団選手発表に臨み、年明けから新入団選手の合同自主トレに参加する。

ソフトバンクのユニホームと帽子を贈られ、プロへの意気込みを見せる吉住投手(左)
ソフトバンクのユニホームと帽子を贈られ、プロへの意気込みを見せる吉住投手(左)



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field