2017年(平成29年) 11月14日(火)付紙面より
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鶴岡市立鶴岡第五中学校(西脇勝校長、生徒316人)の創立20周年記念式典が11日、同校で開かれた。関係者が節目を祝うとともに、さらなる発展を祈念した。
同校は加茂、西郷、大山の3中学校が1997年に統合し、大山地区に新校舎を設け開校した。卒業生は3100余人。
記念式典は、PTAを中心に、実行委員会(委員長・石塚哲郎PTA会長)を組織して企画した。
この日は全校生徒や教職員、来賓、地区住民、同窓生など合わせて約500人が出席。石塚委員長が「20年の歴史の中で素晴らしい伝統と校風を築き上げてくれた。生徒の皆さんには、夢をかなえられるように、今後も自己研さんに励んでさらに成長して」とあいさつ。
第1期生の佐藤拓也同窓会長のあいさつ、来賓の祝辞と続き、生徒代表の羽田結子さん(15)=3年=が「見守ってくださる方々に感謝し、さらに愛される五中を目指して頑張る」と誓いの言葉を述べた。その後、全校生徒らが歌声を会場に響き渡らせ、節目に花を添えた。
式典の後は、アルピニスト・野口健さんによる記念講演が行われた。「目標を持って生きることのすばらしさ」と題した講演で野口氏は、エベレスト登頂を果たすまでの2度の撤退を振り返り、「失敗から学ぶことは大きい。一気に駆け上がって得たものは崩れるとあっという間。山で言えば頂上にアタックする前アップダウンを1カ月以上繰り返す。この積み重ねのこつのこつの本当のこつまで大事にしないと大きなことはできない」と語った。
2017年(平成29年) 11月14日(火)付紙面より
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鶴岡市のエスモール・ヒカリの広場で11日、「ヒカリのツリー」の点灯式が行われた。同市のマリア幼稚園(渡會ちづ子園長)の園児がステージでかわいらしいクリスマスソングを披露し、点灯式を盛り上げた。
エスモールは昨年までヒカリの広場に高さ6メートルのクリスマスツリーを設置していたが、今回は広場にある時計台をツリーに見立て高さ7メートルのヒカリのツリーに衣替えし、クリスマスシーズンから来年2月14日のバレンタインデーまで冬のシンボルとして楽しんでもらうことにした。白と青のLED(発光ダイオード)電球は昨年までの3倍という1万5000個を取り付けた。
点灯式には同幼稚園の年長組31人が参加した。大勢の保護者や買い物客が見守る中、鍵盤ハーモニカなどで「ジングルベル」の合奏、ポンポンを手にした「赤鼻のトナカイ」のダンスの披露に続いて、カウントダウンで点灯。きらきらとした光に「きれい」と歓声が上がった。
園児たちは点灯したツリーを背に「あわてんぼうのサンタクロース」などを歌い、登場したサンタクロースが一人一人にひと足早いクリスマスプレゼントを手渡し、園児たちの笑顔が広がっていた。