2017年(平成29年) 4月11日(火)付紙面より
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県内一斉に展開中の「春の交通安全県民運動」(15日まで)の一環として「新入学おめでとう交通安全指導」が8日朝、遊佐町内の5小学校で行われ、交通安全団体の役員らが昇降口前で、初登校の新入学児童に交通安全グッズを手渡して事故防止を呼び掛けた。
町交通安全母の会(佐藤久美子会長)、酒田地区交通安全協会遊佐支部女性部(佐々木悦子部長)、酒田警察署(増川高広署長)が毎年、新入学児童の交通事故防止を目的に、町内各小学校の入学式に合わせて実施している恒例の活動。
5小学校のうち遊佐小学校(遠田裕子校長)の活動には母の会、酒田安協、同署から計6人が参加。午前9時すぎから昇降口前で活動を開始した。
保護者に手を引かれて初めて登校する1年生36人に対し、参加者は「おめでとう。車に気を付けてね」と声を掛けながら、同部会役員が毛糸で編んだ黄色の鈴などと一緒に、▽道路を渡るときは必ずストップをする▽急な飛び出しはしない―などを呼び掛けるチラシを配布。1年生たちは「ありがとうございます」と元気良く返事をし笑顔で受け取っていた。
酒田市内の各小学校でもこの日、入学式に合わせて同様の活動が行われた。
2017年(平成29年) 4月11日(火)付紙面より
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酒田市は9日午前、同市の桜(ソメイヨシノ)の開花を発表した。平年より5日早く、昨年より3日遅い「開花宣言」。
2009年10月に無人化されるまでは山形地方気象台酒田測候所が観測。翌10年からは市が自主的に「基準木」を定め、観測を継続している。
この日は小雨の降るあいにくの天候だったが、市公園緑地課職員が午前11時半ごろ、日和山公園第1駐車場側茶屋前にある「基準木」で8輪の花を確認、駆け付けた丸山至市長が「桜の開花を宣言します」と述べた。同課によると、開花から満開まで5日から1週間かかるという。
8日にスタートした「酒田日和山桜まつり」は23日(日)まで。期間中は30店余の露店が出るほか、夜間には150本のぼんぼりに明かりがともされ、千石船をライトアップ。満開の桜の下で花見を楽しめそうな15、16の土、日曜には消防音楽隊の演奏などイベントが繰り広げられる。
市によると、開花状況は随時、市ホームページで紹介していく。