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2017年(平成29年) 4月15日(土)付紙面より

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月山ダム堤体ライトアップがスタート

 鶴岡市の朝日地域にある月山ダムの本年度の堤体ライトアップが、14―16日を皮切りにスタート。大型連休期間中には、雪解け水がダム湖にたまり、ダム頂部のゲートから水が流れ出す「自然放流」の迫力ある放流と堤体ライトアップの共演を楽しむことができそうだ。

 月山ダムは治水と利水を併せ持つ多目的ダムで、庄内南部の「水がめ」として赤川の支川・梵字川に2002年3月完成。02年4月に管理所が開設された。重力式コンクリートダムの高さは123メートル、長さ393メートルあり、毎年、融雪期から大型連休にかけての落差80メートルの豪快な放流や堤体内の見学などに年間2万人超が訪れている。

 ライトアップは、月山ダムを地域資源として活用し、地域創生の一助にしようと、東北地方整備局月山ダム管理所が実施する。4、5月は庄内地域で開催されるイベントに合わせて行う。

 今月14―16日は鶴岡、酒田の桜まつりに合わせて行い、29日から5月7日の大型連休、鶴岡市の天神祭に合わせて5月24、25日、地元のタキタロウまつりに合わせて同月27、28日に実施する。点灯はいずれも日没ごろから午後9時まで。月山ダムの下流にある展望広場などから見物でき、同管理所は「国道や高速道路など路上に駐車しての見学は危険なためやめること。また、立ち入りを禁止している場所への進入もやめてほしい」と呼び掛けている。

 ライトアップやダム見学に関する問い合わせは、月山ダム管理所=電0235(54)6711=へ。

巨大な月山ダムの堤体と自然放流のライトアップ=昨年5月
巨大な月山ダムの堤体と自然放流のライトアップ=昨年5月


2017年(平成29年) 4月15日(土)付紙面より

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クリーン作戦で交流

 鶴岡市の鶴岡中央工業団地で14日、近くの企業の新入社員たちがクリーン作戦を繰り広げ、歩道に落ちていた空き缶やたばこの吸い殻などを丹念に拾い集めた。

 企業の枠を超えた環境保全活動に取り組む「庄内環境マネジメント研究会」が、新入社員の交流も兼ねて毎年この時期に行っている。12年目となった今年は、加盟企業を中心に7社の新入社員が参加し、14日は25人が中央工業団地で、17日は19人がJR鶴岡駅周辺で清掃奉仕を実施する。

 14日はオリエンタルモーター、シンクロン、スタンレー鶴岡の新入社員が参加。環境一般講義を受けた後、5人ずつ5班に分かれて中央工業団地全域の清掃活動を行った。参加者たちは軍手を着けてごみ袋を持ち、「たばこあります」「空き缶1つ」と記録係に告げながら小さなごみも丁寧に拾い集めた。その後、集計を行い結果から考察や感想発表を行った。

 オリエンタルモーターの鈴木陸央さん(20)=同市三瀬=は「ごみが多いと従業員も嫌な気持ちになると思うので、今後も意識して拾っていきたい。清掃という同じ目標で活動したので他社の人ともコミュニケーションが取りやすかった」と話していた。
           

新入社員たちがクリーン作戦を行った
新入社員たちがクリーン作戦を行った



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