2024年12月2日 月曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2019年(令和1年) 11月8日(金)付紙面より

ツイート

鶴岡・農業者育成学校「シーズ」1期生募集

 鶴岡市は、同市千安京田の旧いこいの村庄内の施設を活用し来年4月に開校する市立農業経営者育成学校「SEADS(シーズ)」第1期生の10月末現在の応募状況を公表した。10人程度の募集に対し、いずれも県外在住の10―30代男女6人から出願があり、近く内定を通知する。1期生は来年1月まで募集を行い、さらに4人が出願に前向きな意向を示しているという。

 出願した6人は東京、大阪、神奈川、埼玉各都府県在住の男性5人、女性1人。書類と面接による選考を終えており、いずれも鶴岡とはゆかりのないIターンになるという。料理関係の学校に通う学生、情報処理サービスに携わる人、予防医学の研究者など多様な人材が応募。栽培した農産物を使ったレストランと宿泊施設の経営、健康な食生活への貢献など、それぞれが鶴岡での農業への夢や将来ビジョンを抱いている。

 このほかに地元を含め72人が専用サイトに仮登録しており、このうち県外在住4人が出願に強い意思を示している。

 同育成学校は2年間にわたる座学と実践、農家でのインターンを通じて有機農業を中心に農業経営に必要な全てを学び、鶴岡での独立就農につなげてもらうもの。研修生は地域内外から受け入れる。授業料は月額1万円で、宿舎使用料(光熱水費分)も月額1万円。食事は施設内にある共有キッチンでの自炊が基本となる。親元就農や既に就農している人で座学研修のみの受講の場合は授業料5000円。在学中に国の農業次世代人材投資資金(準備型)を年150万円、2カ年受けられる支援制度があり、終了後についても独立就農支援の国の補助制度がある。

 応募資格は独立就農への意欲がある原則50歳までで、2年間の研修終了後5年以上、鶴岡市で就農する意志がある人。2期生以降は受講者17人を毎年受け入れる。

 農業人材の育成・確保に向けた取り組みで、市やJA、大学、関連企業の6者連携で進める。



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field