2019年(令和1年) 12月12日(木)付紙面より
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鶴岡市芸術文化協会(東山昭子会長)は、9月から開催された第14回鶴岡市芸術祭の受賞公演を発表した。最高賞の芸術祭大賞には剣聖流剣詩舞鶴岡剣聖会(佐藤昌直代表)の「鶴岡剣聖会『剣と扇の舞』」が輝いた。授賞式は21日(土)午後2時から東京第一ホテル鶴岡で開催される「芸術祭閉幕のつどい」で行われる。
市芸術祭は新市発足を機に、2006年度に旧6市町村の各芸術文化団体と市教委の主催で新たにスタートした。14回目の本年度は9月1日に始まり今月1日まで、51団体が参加し計42公演を繰り広げた。
このほか優秀賞には▽錦心流琵琶全国一水会鶴岡支部(市川清治代表)第50回錦心流琵琶鶴岡支部演奏会▽鶴岡ウインドオーケストラ(加藤聡代表)鶴岡ウインドオーケストラ・秋の公演2019オータムコンサート(第3回定期公演)▽一東書道会鶴岡支部畊雅会(阿部律子代表)一東書道会鶴岡支部畊雅会37周年かな書作展▽ハウオリフラスタジオ(ハウオリ・マルヤマ代表)ハウオリフラスタジオ14周年公演▽鶴岡市いけばな7流派(担当=華道栖草流鶴岡支部・庄司栖和)第56回各流派合同いけばな展▽鶴岡吹奏楽団(前田政文代表)鶴岡吹奏楽団第35回定期演奏会▽表現舎刻一刻(佐藤正一代表)表現舎刻一刻第18回公演「新・曽根崎心中」―の7公演が選ばれた。
芸術祭大賞に決まった鶴岡剣聖会の公演は11月24日に荘銀本店ホールで行われた。時代考証を巧みに取り入れた舞の解説・紹介、舞の表現もはっきりとしており、会場を埋めた市民に大きな感動を与え、観客を魅了する公演となり、企画・構成ともに優れた内容が高く評価された。鶴岡剣聖会は初の大賞受賞。