2020年(令和2年) 7月22日(水)付紙面より
ツイート
日本郵便東北支社(仙台市)は22日から、鶴岡市立加茂水族館のクラゲを題材にしたオリジナルフレーム切手「ジェリーフィッシュアクアリウム?加茂水族館のクラゲたち?」を庄内地域の各郵便局で発売する。
切手には、丸みを帯びた半透明な傘を持ち茶色の縁が特徴のキタミズクラゲや、目玉焼きのように見える頭にフリルの付いたドレスを想起させるようなコティロリーザツベルクラータなど10種のクラゲが登場している。
今回写真を選んだのは、同水族館飼育課の佐藤智佳さん(37)。過去に水族館ではアザラシなどの海獣やクラゲのオリジナル切手を販売してきたが、これまで購入してきた人にも楽しんでもらえるよう重複を避け、配置にもこだわった。「『なんじゃこれ』と思わせ、こんな種類もいるのだと知ってほしい」と王道のクラゲのほかに、フワフワと漂う印象のクラゲとは一見違う「ジュウモンジクラゲ」、見た目が毛虫のようにもじゃもじゃとした「ケムシクラゲ」を盛り込んだ。
63、84円切手を各5枚、計10枚を1セットにしたシートで、1枚1300円(税込み)。シート単位で1070枚を販売する。庄内地域2市3町の全89郵便局で店頭販売し(簡易郵便局でも販売する場合あり)、25日午後0時15分からは日本郵便のウェブサイト「郵便局のネットショップ」でも取り扱う。
問い合わせは日本郵便東北支社郵便・物流営業部=電022(267)7798=へ。