2020年(令和2年) 7月25日(土)付紙面より
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祝日「スポーツの日」の24日、庄内地方は薄曇りながら夏の青空がのぞく天候となり、各地の海水浴場には内陸地方や近県からも大勢の海水浴客が繰り出した。新型コロナウイルス感染防止策が取られる中、子どもたちの歓声が海辺に響いた。
鶴岡市の湯野浜海水浴場には、この日午前中の早い時間帯から家族連れや若いカップルが浮き輪を手に訪れた。同海水浴場では、駐車場で記名への協力を呼び掛けたり、密接にならないよう目安として砂浜にカラーコーンを埋めたり、注意喚起のアナウンスを繰り返すなど感染防止対策を実施した。
実家のある東根市の友人家族と共に福島市から訪れた高橋由香さん(32)は「対策が取られていると聞き、安心して来ました。子どもたちが喜んでいるのが一番。帰りに鶴岡市内でおいしいすしを食べるのが大人たちの楽しみです」と話し、長男の夢翔君(6)は「海が大好き」と友達とはしゃいでいた。