2025年4月3日 木曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2020年(令和2年) 10月3日(土)付紙面より

ツイート

「庄内北前ガニ」水揚げ 基準緩和で流通量拡大に期待

 庄内浜の底引き網によるズワイガニ漁が1日、解禁され、各漁港にはデビュー2年目となるブランドガニ「庄内北前ガニ」が次々に水揚げされた。昨季は基準が厳し過ぎて出荷が少量にとどまった反省から、今季は基準を緩和、より多くの水揚げが見込まれるため、漁業者は「庄内のカニのおいしさが広まれば」と流通量の拡大に期待を寄せている。2日には、庄内地方の飲食店で同カニを提供する「庄内北前ガニキャンペーン」もスタートした。

 解禁初日の1日、鶴岡市の由良漁港には、未明から出漁していた船が午後3時前から次々に寄港。水揚げしたブランド候補の活ガニを、船長らが1匹ずつ重さを測り、基準をクリアしたものには「庄内北前ガニ」のタグを付け、水を張った発泡スチロール容器に入れた。

 第2千祥丸の佐藤栄一船長(57)=同市由良一丁目=は「いいカニも入ったが、初日としてはもう少し捕れてほしかった。出荷基準が緩和されたので、たくさん食べてもらい、庄内のカニのおいしさが広まればうれしい」と話した。この日は10匹ほどにタグを付けた。

 ブランドの出荷基準は昨年、県や県漁業協同組合が▽重さ1キロ以上▽甲羅幅13センチ以上▽10―1月に底引き網で捕れた雄の活ガニ―などと設定。しかし、基準が厳し過ぎたため、初年度に出荷できたのは39匹(46・7キロ)にとどまった。漁業者や飲食店から基準を緩和して流通量を増やすよう求める声が相次いだため、今季は甲羅幅は問わず、重さを「700グラム以上」に緩和、従来基準のものは「庄内北前ガニ特選」として出荷することにした。

 県庄内総合支庁水産振興課によると、1日は庄内浜全体でズワイガニ狙いで15隻が出漁。酒田、由良、鼠ケ関の3港に、庄内北前ガニ81匹、特選1匹(いずれも2日朝時点の速報値)を水揚げした。庄内浜のズワイガニ漁獲量は年30トン前後。新基準では庄内北前ガニ5トン程度の出荷を見込んでいる。

 一方、キャンペーンは県庄内総合支庁や県漁協、沿岸市町などでつくる庄内浜ブランド創出協議会が、昨シーズンに続き実施。来年1月15日(金)までの間、庄内地方の和食や洋食などの飲食店、宿泊施設などの23店で庄内北前ガニを含む庄内浜産ズワイガニの料理を提供、おいしさをアピールする。各店に備え付けのアンケートはがきに回答すると、抽選で10人に参加店で使える3000円相当の飲食券がプレゼントされる。

 問い合わせは協議会事務局(庄内総合支庁水産振興課)=電0234(24)6045=へ。

水揚げしたズワイガニに「庄内北前ガニ」のタグを付ける漁業者=1日午後3時すぎ、鶴岡市の由良漁港
水揚げしたズワイガニに「庄内北前ガニ」のタグを付ける漁業者=1日午後3時すぎ、鶴岡市の由良漁港


2020年(令和2年) 10月3日(土)付紙面より

ツイート

「GoToトラベル」追い風に 新潟県・庄内エリア アフターDCが開幕

 JRグループと地元自治体などによる大型観光キャンペーン「新潟県・庄内エリア アフター(ポスト)デスティネーションキャンペーン(アフターDC)」が開幕した。10―12月の3カ月間、さまざまな受け入れ企画が展開される。新型コロナウイルスの影響も懸念されるが、東京も対象になった国の「GoToトラベル」を追い風に観光客を呼び込む。

 新潟県と庄内エリアは「日本海美食旅(ガストロミー)」をテーマに2018年から3年かけてDCを展開。今年のアフターDCは最終年度となる。19年10―12月の本番のDCでは、10月は台風の影響があったものの、庄内エリア主要観光地の入り込みが11、12月は前年比12%前後の増加となり、一定の効果があった。

 アフターDCのオープニングセレモニーは3日(土)にJR新潟駅で行われ、観光列車「海里」の出迎えが同日午後、JR鶴岡、酒田両駅で繰り広げられる。

 アフターDCに合わせ、新潟県・庄内エリアDC推進協議会山形県推進部会は、庄内エリアの観光情報をまとめた20年版のガイドブック(B5判カラー24ページ)4万部を発行した。「美食巡り」ではデビュー2年目となる「庄内北前ガニ」をはじめ豊富な食材を、「美酒巡り」では酒田柳小路「北前横丁」屋台村などを紹介。「庄内カレー食べくらべ」などのイベントや、伝統工芸「槇島ほうき作り」など体験型の催しも案内している。

 ガイドブックは庄内地域のJR主要駅や宿泊・観光施設、県外の道の駅などで配布している。

アフターDCで庄内の魅力を紹介したガイドブック
アフターDCで庄内の魅力を紹介したガイドブック



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field