2020年(令和2年) 11月1日(日)付紙面より
ツイート
31日のハロウィーンに合わせて鶴岡市のJR鶴岡駅前通りで30日、市内5つの保育・幼稚園児たちによる仮装パレードが行われた。人気アニメのキャラクターや、かわいらしいオバケなどの衣装に身を包んだ園児たちがお菓子をもらいに駅前商店街を練り歩き、趣向を凝らした仮装で駅前通りを鮮やかに染め上げた。
鶴岡駅前商店街振興組合(山之内滋理事長、加盟53店舗)が地域活性化と子どもたちに喜んでもらうことを目的に2014年から毎年開催し、今回で7回目を迎えた。新型コロナウイルス対策として参加者は事前に検温や手指の消毒を行い、お菓子を手渡す際は手袋を着用して実施された。
今年は園児たち約300人と保護者、職員が参加。親子や友達でおそろいの衣装にしたり、顔やマスクに模様、イラストを描いたりしながら思い思いの仮装姿で楽しんでいた。子どもたちはもらったお菓子を入れる袋を手にしながら、駅前通りに面した店舗を中心に23店舗を訪問。各店舗では仮装した店員が出迎え、子どもたちは「トリック・オア・トリート」と元気よく叫ぶと店員は「ハッピーハロウィーン」と言ってチョコレートやせんべい、ゼリーなどを手渡していた。
漫画作品に登場する人気キャラクターのおそろいの衣装を身にまとい、親子で参加していた東部保育園の五十嵐結翔くん(5)と父の有也さん(30)は「たまたま仕事の休みと重なり、参加することができた。親子でこの作品が好きなので、一緒に衣装を着ることができてよかった」と話していた。