2025年4月25日 金曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2020年(令和2年) 12月16日(水)付紙面より

ツイート

コロナ早期収束願い 酒田・日和山公園「六角灯台ブルーライトアップ」

 最前線で新型コロナウイルス感染症の対応に当たっている医療従事者への感謝を表す「ブルーライトアップ」が、酒田市の日和山公園にある県有形文化財・木造六角灯台で行われている。

 医療関係者に感謝の気持ちを示すため、建物などを青色にライトアップする取り組みが国内外で広がっており今回、県が同市と連携して実施した。

 12日は午後4時半にブルーライトがともされるとまずは赤紫色に染まり、やがて青色に。普段の色合いとは趣を変えた灯台の姿が浮かび上がった。点灯は19日(土)まで連日、午後4時半から同9時ごろまで。

 一方、今月23日(水)からは鶴岡市の鶴岡公園内にある大寶館でも行われる。

青色に照らされる木造六角灯台=日和山公園、12日午後5時ごろ
青色に照らされる木造六角灯台=日和山公園、12日午後5時ごろ


2020年(令和2年) 12月16日(水)付紙面より

ツイート

献血 例年にも増して協力を イベント中止に伴い機会減少

 冬季の献血不足が懸念される中、鶴岡市鳥居町の鶴岡ガス(笹原泰社長)に15日、県赤十字血液センターの献血車が訪れ、社員約20人が献血した。今冬は新型コロナウイルスの影響もあり、全国的に血液の安定供給が懸念されており、同センターでは「例年にも増して継続的な協力を」と呼び掛けている。

 同センター献血推進課の中村俊治課長によると、県内では今のところ差し迫った供給不足には陥っていない。しかし、首都圏では例年より需要が多く、本県を含め全国から融通を受けている状況。首都圏の需要が増えている要因については「新型コロナとの関連などは定かでない。一時的なものである可能性もある」(中村課長)という。

 しかし、県内では最近、新型コロナの感染拡大を受け、献血を伴うイベントそのものが中止になったり、企業や団体の集団献血がキャンセルになるケースが相次いでいる。「献血車を遊ばせておくわけにはいかないので急きょ、スーパーやショッピングモールなどでの街頭献血に出向くが、特に冬場は街頭での協力者は少なく、思うように確保できていない」(同)という。

 中村課長は「本県では例年、寒さが厳しくなる1月から2月にかけて最も献血者が少なくなる。年末年始は学校や企業が休みになる上、今冬はコロナの影響で献血する機会の減少などから、献血者が減ることが懸念される。例年以上に、継続的な協力を」としている。

 鶴岡ガスの献血は毎年春と冬の2回、社会貢献事業として行っている。今年は、新型コロナの影響で春の実施分が7月にずれ込んだ。この日は午前9―11時に献血車の配備を受け、社員が次々に献血した。

 献血車に乗り込んだ伊藤一義さん(42)は「20年近く前から献血を続けている。特にコロナに関係なく、いつも通りに協力したい」と話した。

新型コロナの影響を踏まえ、献血は例年以上の協力が求められている=15日午前、鶴岡市の鶴岡ガス
新型コロナの影響を踏まえ、献血は例年以上の協力が求められている=15日午前、鶴岡市の鶴岡ガス



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field