2020年(令和2年) 3月1日(日)付紙面より
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鶴岡市下川の湯の浜カントリークラブ(CC)が29日、プレオープンした。シーズン到来を待ちわびたゴルファーが早速足を運び、海に臨むコースを満喫した。
湯の浜CCでは、少雪だったためコース整備の準備も万端。スタッフによると「2月中のオープンは記憶にない」という。2月22、24の両日に特別営業したのをはじめ、29日から3月9日(月)までレストランと風呂はクローズながらプレオープン、その後3月10日(火)にグランドオープンを迎える。
プレオープン初日はまだ肌寒いものの穏やかな天候。27組90人が午前8時すぎから順次繰り出した。インの11番ホールをはじめとする湯野浜海岸を望む雄大な景色を楽しみながら、仲間のプレーを褒め合い楽しんでいた。
ゴルフ仲間3人と訪れた鶴岡市宝田三丁目の工藤勉さん(70)は「天気も良くて気持ちいい。今年はミッドシニアチャンピオンを目指したい」と張り切っていた。
2020年(令和2年) 3月1日(日)付紙面より
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新型コロナウイルスの感染対策で急きょ政府から示された小中高校と特別支援学校の約1カ月間にわたる臨時休校要請に伴い28日は、庄内の多くの学校で本年度最終登校日となった。鶴岡市内では同日午後、大荷物を抱えて下校する児童たちの姿が見られた。
市立朝暘第一小学校(中野洋校長)では、下校時間になると昇降口に鍵盤ハーモニカや図工の画材、机の引き出しに入っていたものなどを抱えた児童たちが出てきた。本来荷物は徐々に持ち帰るよう指導されるが、この日に大荷物を抱えることになった。
突然舞い込んだ長期休みに児童たちは「学校が休みで友達と会えなくて寂しい」「明日から何するか何にも決まっていません」「うちでゲームができるから楽しみ」などとさまざまな反応。春の再会までしばしの別れを惜しみ、あいさつを交わしていた。見送る教員も「クラスでの年度のまとめや振り返りもままならなかった。ただ元気に新年度を迎えられるように願っている」と複雑な様子だった。