2020年(令和2年) 8月2日(日)付紙面より
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県高校野球大会2020(県高野連主催)は1日、荘銀・日新スタジアムやまがたで決勝が行われた。鶴岡東打線が長短13安打を放ち、犠打やエンドランを絡めて効率良く得点を重ね、9―4で東海大山形を破り優勝した。
鶴岡東は8月9(日)―11日(火)に宮城県石巻市の石巻市民球場で開催される東北大会に出場する。
鶴岡東の先発は準々決勝でリリーフ登板した小林、東海大山形は今大会3試合に登板している嵯峨が先発。初回ソロ本塁打で先制を許した鶴岡東は2回、2死から7番伊藤が安打で出塁し、8番高橋が右中間に適時二塁打を放ち同点とした。3回には連続四死球を足掛かりに、4番鈴木の犠飛、5番太田の適時二塁打、さらに高橋が押し出し四球を選び3点を追加した。5回には9番北原の適時打、2番野川の2点適時打で3点を加えた。先発・小林は2本の本塁打を浴びたが、尻上がりに好投を見せ完投した。
東海大山形は4投手が継投。エース畑中は4回からマウンドに立ち粘りを見せたが、そつなく攻める鶴岡東の攻撃に苦しんだ。
◇決 勝 (荘銀・日新スタジアム)
鶴岡東 013 031 010|9
東海大山形 100 021 000|4
(鶴)小林―北原(東)嵯峨、高橋、野口、畑中―丸子
▽本塁打=水尾、畑中(東)▽二塁打=野川2、高橋、太田(鶴)嵯峨(東)
2020年(令和2年) 8月2日(日)付紙面より
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学生の就職活動や人材確保に役立ててもらおうという「実践型インターンシップ活用&山形の若者の本音を知るセミナー」が7月31日、鶴岡市の庄内産業振興センター(マリカ東館)を拠点に行われた。学生は就職活動の際、8割以上が職場体験(インターンシップ)を行うが、都市部の企業に比べ慣れておらず、情報も少ない地方企業が、どう学生に対応するかなど2人の山形大学生を招き本音などを聞いた。鶴岡市商工観光部商工課が主催した。オンライン方式セミナーで鶴岡市など県内15社の経営者や人事担当者がZoomで参加した。
最初に講演を行ったキャリア教育などの講師、伊藤麻衣子さんは庄内には山形大農学部、東北公益文科大の2つの大学はあっても、就職活動の学生に企業側は不慣れな面があるとし「企業の方が本気の対応をしないと会社の姿勢がばれる。インターン学生を客としてではなく、仲間として迎え入れなければだめ」と説いた。研修に訪れた学生は社内の人間関係などもしっかり観察し、会社というものをしっかり研究していることなどを話していた。
スキルアップとして9、12月はさらに進んだ研修会を予定している。