2024年11月27日 水曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2020年(令和2年) 8月23日(日)付紙面より

ツイート

医療従事者へ感謝の思い 日本海総合病院へ贈る

 新型コロナウイルスの感染リスクを負いながらも仕事を続けている医療従事者に対して感謝の気持ちを示そうと、酒田市内3つの少年ボランティアサークルのメンバーらが合同でメッセージボードを作成。各サークルの代表者らが21日、同市の日本海総合病院を訪問し、栗谷義樹理事長に贈呈した。担当する市教育委員会社会教育文化課によると、3サークルが合同で事業を展開するのは今回が初めてという。

 東部地区(松山・平田地域)高校生ボランティアサークル「ひかり」の岩谷海尋代表(17)=羽黒高3年=の呼び掛けに、同地区の中学生による「SUN」=東部中3年、冨樫美保代表(15)、市内全域の中高校生有志が所属する「かざみどり」=酒田西高3年、杉山美香代表(17)=が応じ今月2日、総勢35人がメッセージを寄せた。

 メンバーが寄せたメッセージは「最前線に立って戦ってくださり、ありがとうございます。何とか終息させようと頑張っている皆さんを見ていると、元気がわいてきます」「自分がいつ感染してもおかしくないこの時期でも尽くしてくださっていることに感謝でいっぱいです」「みなさんも感染しないよう気を付けて元気で、健康にお過ごしください」など、医療従事者の体をいたわるとともに、感謝の気持ちをつづっている。少年ボランティアサークルを担当する同課職員が、これらのメッセージを模造紙に貼り付けてボード化した。

 この日は、代表3人と同課職員が病院を訪問。栗谷理事長にメッセージボードを手渡した上で、「勇気を持ってウイルスに立ち向かっている皆さんに感謝」(杉山代表)、「社会に出た時、皆さんのように頑張ることができる大人になりたい」(岩谷代表)、「感謝の念、尊敬の気持ちを抱きながらメッセージを書いた」(冨樫代表)と述べた。

 同病院には一時、8人の新型コロナ患者が入院していたが、現在はゼロ。栗谷理事長は「温かい言葉を頂き、みんな元気が出る。山形では深刻な状況ではないが、首都圏ではまだ感染拡大が続いている。力を合わせて制作したボードの寄贈にあらためて感謝」と謝辞を述べた。同病院では1階渡り廊下など目に付きやすい箇所に掲示する予定で、より多くの市民から見てもらう。

メッセージボードを手にして栗谷理事長(左から2人目)を囲む代表3人
メッセージボードを手にして栗谷理事長(左から2人目)を囲む代表3人


2020年(令和2年) 8月23日(日)付紙面より

ツイート

イルカが仲良くジャンプ! 鶴岡・由良海岸に現れ注目浴びる

 鶴岡市の由良海水浴場近くの海岸に21日、イルカの群れが現れた。穏やかな水面に水しぶきが上がり、時折見せるジャンプ姿に住民らの視線が集まった。

 目撃した近隣住民によると、同日午前7時ごろ、水面に黒い影のようなものが見えたためよく見たところ、イルカだと分かったという。このほかにも早朝の散歩で見掛けたという人も。水面から見せる背びれの数や近隣住民が撮影した動画から少なくとも5頭以上はいたとみられ、同じ場所を行ったり来たりし、水面からジャンプを見せたりしていた。イルカの種類や目的ははっきりと分かっていない。

 由良コミュニティセンターによると、地元漁師の話では以前から日本海沖でイルカの目撃はあったといい、同コミセン職員の佐藤和恵さんは「こんなに近い距離まで来たことは今までない。ついみんなではしゃいでしまった」と話した。同日午前は近くの保育園の園児たちも訪れ、イルカに向かって「がんばれ、がんばれ」と応援していたという。

鶴岡市の由良海水浴場近くの海岸でジャンプするイルカ=21日午前11時50分ごろ
鶴岡市の由良海水浴場近くの海岸でジャンプするイルカ=21日午前11時50分ごろ



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field