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2021年(令和3年) 1月12日(火)付紙面より

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ふるさと納税 GCF展開 旧割烹小幡の魅力アップへ

 今年の大型連休中のオープンに向け改修工事が進む酒田市日吉町二丁目の「旧割烹小幡」に関して市は現在、ふるさと納税制度を活用したガバメントクラウドファンディング(GCF)を展開している。目標額は200万円。

 小幡は1876年、広く酒田港を見下ろす日和山頂上に「瞰海楼(かんかいろう)」として開業。割烹料理店やダンスホールなどとして活用されたが、1998年に廃業。2009年に米国アカデミー賞外国語映画賞を受賞した「おくりびと」で、本木雅弘さん演じる主人公・大悟が勤める葬儀社・NKエージェントの社屋として使われたことで一躍脚光を浴びた。

 その後、保存活用を求める声が強まり、建物を取得した市が16年度、市民ワークショップを開くなどして活用策を検討。飲食や休憩スペースを設け、日和山公園周辺の新たな観光・交流の拠点、市民の憩いの場とすることになった。

 「甦る『旧割烹小幡』の魅力と機能を充実させたい!」と銘打った今回のGCFは、内装・備品費の一部に充当。ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」で来月28日(日)まで募集している。GCFにあたって丸山至市長は「その景観から『瞰海楼』と呼ばれ、当時の酒田の繁盛ぶりを今に残す、この建物の魅力を体感してほしい。酒田においでの際はぜひ立ち寄ってもらえたら」とコメントしている。

魅力・機能充実のためGCFが行われている「旧割烹小幡」
魅力・機能充実のためGCFが行われている「旧割烹小幡」


2021年(令和3年) 1月12日(火)付紙面より

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新庁舎愛称募る 3月完成目指す遊佐町役場

 遊佐町は、今年3月に完成予定の町役場新庁舎の愛称を広く募集している。新たな遊佐の拠点として、町民から親しまれ、愛着を持ってもらいたいという願いを込めて募る。選考を経て広報ゆざ新庁舎特集号で発表する予定。

 1961年に建設された現庁舎の老朽化に伴い、情報機器の増加による事務スペースの確保、バリアフリーへの対応を含む利便性を図る。工事概要によると、現庁舎東側に建設中の新庁舎は鉄骨造り平屋建てで延べ床面積2744平方メートル。行政サービスに関係する課をワンフロアに集約した。

 来庁者がより短い動線で利用することができ、混雑を抑制するため東西2カ所に玄関を設置。内装には地場産木材を多く活用。全面がフラット床で来庁者が安全に行き来できる。非常用自家発電設備で72時間分の電力を確保する。

 愛称はだれでも応募でき、一人1点のみ。▽町の新たな拠点として親しみが持てるもの▽覚えやすく、呼びやすく、遊佐らしいもの▽自作の未発表で他の著作物を使用したり、模倣していないもの▽他施設と混同されないもの―の4点を基準に選考する。

 応募は、新庁舎愛称(ふりがな)とその理由、氏名、性別、年齢、住所、電話番号を記載の上、郵便、電子メール、ファクスで。様式は任意で、郵送は〒999―8301、遊佐町遊佐字舞鶴211、遊佐町役場へ。電子メールのアドレスは chosha@town.yuza.lg.jp。ファクスは0234(72)3310。電子メール・ファクスは件名に「新庁舎愛称募集」と記入して送信。締め切りは今月29日(金)で、郵便は消印有効。

 町で選考し、採用する愛称の受賞者に通知する。同名称の応募が複数の場合は抽選で決定。受賞者の氏名などは町広報・ホームページなどで発表する。問い合わせは町新庁舎建設推進室=電0234(25)5818=へ。

今年3月の完成を目指して建設が進む遊佐町の新庁舎
今年3月の完成を目指して建設が進む遊佐町の新庁舎



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