2021年(令和3年) 10月8日(金)付紙面より
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バレーボールのVリーグ女子2部に所属する「プレステージ・インターナショナルアランマーレ」(酒田市)の選手・スタッフが6日、市役所を表敬し、30日(土)に市国体記念体育館など全国2会場で開幕する2021―22Vリーグ2部(V2女子)に向け、丸山至市長(67)に抱負を語った。
同市でコールセンターを運営するプレステージ・インターナショナルが2015年春に立ち上げ、15―16年シーズンからV2(当時はVチャレンジリーグ)に参戦。昨季は通算成績10勝4敗で3位となり、チーム初となるV1リーグ入れ替え戦への進出こそ逃したものの躍進した。今季はアランマーレを含め10チームが来年2月末まで2回ずつ総当たり戦を行い、上位2チームがV1の下位2チームと入れ替え戦を行う。
表敬したのは西尾博樹GMと北原勉監督、今季から主将を務める宮本菜月(背番号6、アウトサイドヒッター)、副主将の伊藤摩耶(7、ミドルブロッカー)、草島華穂(9、アウトサイドヒッター)の3選手。冒頭、西尾GMが「初めて地元で開幕を迎えることになった。われわれにとっては心強い。これをスタートとして昨季以上の成績を残したい」とあいさつした。
北原監督は「ホームゲームは現在、10連勝中。今季も善(よ)くて強い、地元に愛されるチームをつくり上げる。市民の皆さんと会場で一緒に戦いたい」、宮本主将が「良いスタートを切って、より良いリーグ戦にしたい」とそれぞれ抱負を述べた。
丸山市長は「市では『女性活躍』に力を入れており、皆さんの活躍が市のイメージアップにつながる。開幕試合は皆さんにとって晴れの舞台。万全の準備をする。プレッシャーに負けず、ぜひ地元で連勝し、リーグ戦も勝ち続けてほしい」と激励した。
アランマーレは30日に千葉エンゼルクロス、翌31日(日)にはリガーレ仙台と対戦。会場はいずれも市国体記念体育館。「開幕まで3週間。最後の追い込みではディフェンス力と攻撃力を融合させ、開幕試合では超攻撃型のバレーをお見せしたい」(北原監督)という。