2021年(令和3年) 10月9日(土)付紙面より
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プロ野球の福岡ソフトバンクホークスは8日、鶴岡市出身の外野手・長谷川勇也選手(36)が今季限りで現役を引退すると発表した。9日午後に引退会見を開く。
長谷川選手は酒田南高から専修大に進み、2006年11月の大学生・社会人ドラフトでソフトバンクから5巡目で指名を受け、07年に入団した。
13年には144試合に出場し、球団記録を塗り替える198安打で両リーグ最多安打、首位打者(打率3割4分1厘)の2冠を達成。同年のセパ交流戦ではMVPに選ばれた。17年以降はけがで苦しんだが、代打の切り札的存在として活躍。今季は代打を中心に70試合に出場し、26安打、3本塁打、19打点を記録したが、不振が続き、今月2日に出場選手登録を抹消されていた。通算成績は1232試合に出場し、1108安打、76本塁打、434打点、打率2割8分8厘。