2022年(令和4年) 7月28日(木)付紙面より
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JA鶴岡(佐藤茂一代表理事組合長)の「だだちゃ豆初出荷式」が25日、鶴岡市覚岸寺の同北部選果場で行われ、「早生甘露」を関東向けに発送した。
同生産振興課によると、本年度は生産農家で組織する「だだちゃ豆専門部」(191人)が242ヘクタールに作付けし、関東と関西を中心に全国へ約715トン(目標販売額8億円)の出荷を目指す。6月上旬のひょうに続く悪天候の影響で生育に遅れがあったが、その後は天候に恵まれ、平年並みの品質で食味も良いという。
この日午前7時から行われた初出荷式には市やJA関係者など約50人が出席。神事で豊作と流通の安全祈願をした後、佐藤組合長はあいさつの中で「生産者の皆さんの高い栽培技術と努力の結晶のだだちゃ豆を全国に届けて、消費者のお腹をいっぱいにしましょう。暑さが続くので、これからも体調に気を付けて作業してください」と激励した。
テープカットを行い、早生甘露を積んだ大型トラックが関東へ向けて出発した。