2022年(令和4年) 8月2日(火)付紙面より
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ゴルフ初経験の親子を対象にした「はじめてのゴルフ」が30日、庄内町狩川の庄内ゴルフ倶楽部(剱持伸支配人)で開かれ、親子連れらがゴルフの魅力に触れた。
ゴルフの楽しさを感じてもらおうと、同倶楽部がゴルフ初経験・初心者の子どもとその家族を対象に初めて企画。クラブなど道具は同倶楽部側が用意した。県内でもこうしたイベントは珍しいという。
この日は庄内一円から、ほぼ全員がゴルフ初体験という5―10歳の子どもたちと保護者ら計約40人が参加。はじめに剱持支配人が「今日は一日楽しんで、ゴルフを好きになってください」とあいさつ。同倶楽部のジュニア委員5人がコーチとなり、5班に分かれてカートで移動しながら、練習コースのグリーンでパターを打って感触を確かめたり、ドライバーやアイアンでの打ちっ放し、実際の2ホールを体験したりして2時間に渡りゴルフを楽しんだ。
パター打ちに挑戦した朝暘二小4年の川野灯梨さん(9)は「ゴルフはテレビで見たことがあるくらい。打ち方を教わってボールがカップの近くまで行くようになったので楽しい」、剱持支配人は「大会などで年々ジュニアの参加者が減っている。今回のようなイベントを通して子どもたちにゴルフに触れてもらい、後々ジュニア選手権に出場する人が出てくればうれしい。夏休み企画として今後も続けていきたい」とそれぞれ話していた。