2022年(令和4年) 10月7日(金)付紙面より
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鶴岡市の大山上池・下池に今年もコハクチョウが飛来した。5日の日没後となる午後5時40分に市自然学習交流館ほとりあの職員が確認した。昨年(10月3日)より2日遅いものの、例年並みの飛来という。
ほとりあによると5日は下池に13羽の着水を確認。日没後のため成鳥と幼鳥の区別はできなかった。翌6日午前4時45分、下池で89羽(幼鳥4羽)を確認し、さらに同5時半まで19羽が飛来して計108羽となった。同5時50分に66羽が南に飛び立ち、同6時には15羽が庄内平野に向かった。残り27羽が池に残っている。一方上池は6日午前6時半に25羽が確認された。
ほとりあでは「今年も無事に来てくれた。初飛来はいつも少なめだが今年はまとまった数。冬の訪れを感じながら見守ってほしい」と話した。
ほとりあが行っている「コハクチョウの初飛来日あて2022コンテスト」は299人の応募があった。コンテストは「日没後は翌日が初飛来」と規定されており、今回の初飛来は5日の日没後だったが、日没直後だったこともあり5日と予想した42人、6日予想の36人の計78人を正解とした。正解者にはコハクチョウのオリジナルポストカードをプレゼントするほか、抽選で1人にコハクチョウのオリジナルぬいぐるみと隼人旅館(湯田川温泉)のペアチケットが贈られる。